「無料の相談でも家計はちゃんと見直しできる?」
家計の見直しをするなら専門家に頼りたいと思っている人は少なくはないでしょう。「まずは無料で相談したい」と思っても、どこまでお願いできるのか、不安に思う場合もあるかもしれません。
この記事では、マネコミ編集部が家計の見直し相談について解説します。また、無料相談についても東京海上日動あんしん生命のサービスを例に詳しく説明します。
家計の見直しが必要な人の特徴
家計の見直しが必要なのは、どういう人でしょう。つぎの特徴に心当たりがある人が挙げられます。
- 貯蓄ができていない
- ローンを組んでいる
- 人生のマネープランがない
- 毎月の収支に困っている
こうしたお金の悩みを解決するためには、家計を見直しましょう。家計がきちんと管理できていれば、毎月の収支に困らず、無理なく将来への貯蓄ができるはずです。
家計の見直しをするコツは?
まず生活費として支払うお金には、生活に欠かせない「固定費」と、金額や内容が個人によって変わる「変動費」の2種類があることを認識しましょう。固定費は住居費、保険料、通信費、光熱費、自動車費などが該当し、変動費は交際費や外食費、旅行費、趣味・習い事代などが挙げられます。すべてを削ろうとすると、ストレスがたまり、挫折しやすくなります。節約しても心理的に負担に感じづらい項目と金額を見極めるのが、無理なく家計を管理するコツです。
家計の見直し方について知りたい人は、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
そもそも家計の管理はどうやるもの?
自分で家計の管理をするのなら、つぎの手順でお金について考えてみましょう。以下でそれぞれのSTEPについて説明します。
STEP①ライフプランを考え、貯金の目標額を決める
STEP②毎月の生活費を確認する
STEP③予算を決める
STEP④支払い方法を整理する
きちんと家計を管理できれば、無理なく貯金することが可能になります。初めに、結婚や子育て、マイホーム購入など、貯金の目的と目標額を決めます。その上で毎月の生活費を把握し、無駄遣いがないかを見直しましょう。無駄遣いがある場合はその金額を削減した上で月々の予算を決めます。
最後にお金の出入り口である支払い方法を整理することで、ほかに無駄が生じていないかを確認します。そうすると家計管理にかける時間を効率化することにもつながります。
家計管理に役立つツールやアプリを知りたい人は、以下の記事でも紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
家計の管理、夫婦でするコツは?
夫婦で家計管理をする場合には、大きく分けて3つのタイプがあります。以下でそれぞれについて説明します。
①夫婦で別々に家計を管理し、生活費を折半する
②片方が家計を管理し、片方に生活費を渡す
③片方が家計を管理し、片方に小遣いを渡す
①はそれぞれがやりくりし、②と③は得意なほうが家計管理を行うパターンです。いずれの場合もやりくりとは別に、ライフプランと貯蓄や資産運用は2人で決めるのがコツです。
これから夫婦で家計管理を始めようという人は、以下の記事で手順を詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
家計の見直し、誰に相談すればいい?
自分で家計の見直しや管理をするのは難しいと感じる場合、専門家に頼るのも一手です。有料と無料、それぞれでどんな人に相談できるのか、以下で詳しく説明します。
有料の場合
「家計をどのように節約すればいいかわからない」「自分に万が一のことがあっても家計に困らない状態となっている?」など、お金に関する悩みは多いものです。そんな時に、頼りになる相談相手といえばファイナンシャルプランナー(FP)でしょう。
税金や社会保障制度、さらには経済、不動産、民間保険まで、幅広い知識を持つFPは家計の節約術はもちろん個々のライフプランに応じた経済面についてアドバイスをしてくれます。
日本FP協会の調査1)によれば、FPが設定している1時間あたりの相談料金は「5,000〜1万円未満」が最も多く、「1万〜2万円未満」が続きます。相場としては「1時間5,000〜2万円」を目安と考えるといいでしょう。
FPについて知りたい人は、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
参考資料
無料の場合
保険会社や保険代理店などでは、家計に関する無料相談のサービスを提供しています。
たとえば、東京海上日動あんしん生命でもお金の悩みを解決する無料相談サービスを提供しています。無料相談に対応するアドバイザーのほとんどは、国家資格であるFP技能士の1~3級のいずれかを保有し、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識を備えています。
資産運用や保険の見直しなどから「貯蓄ができない」「節約ができない」といった漠然とした悩みまで、お金の問題を幅広く相談することができます。
家計見直し相談、なぜ無料なの?
家計の見直しの無料相談はなぜお金をとらずに対応してくれるのでしょう? 東京海上日動あんしん生命の場合、「お客さまの『人生のパートナー』として、つねに不安やお悩みに寄り添っていくこと」を考えています。そのため、気軽に相談してもらう機会をつくるために、無料でお金の相談サービスを提供しています。
また、有料の相談になるとどうしても身構えてしまったり、金額を気にして悩みのすべてを相談できなかったりすることもあるかもしれません。そうした相談者の心理も、保険会社や保険代理店などが無料で相談サービスを提供する理由となっているようです。
事例で納得。3タイプの無料相談をチェック
無料の相談でどんなことを相談できるのか、不安や疑問を抱える人もいるでしょう。そこで、東京海上日動あんしん生命の無料相談事例から3つ紹介します。
【事例1】夢を叶えるために、500万円を貯金したい!
28歳女性からの相談です。貯金に対する苦手意識があり、なかなかお金が貯まりません。
【相談内容】
留学かワーキング・ホリデーに行きたいと思っています。ただし、貯金があまり得意ではありません。どのようにすれば必要な金額を無理せずに貯めることができるのでしょうか?
月々の収入(手取り)25万円、収支18万円の場合、どのくらいの期間で目標額を貯めることができるのでしょうか。回答については、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】20代のお金の悩みを相談してみた! 回答はコチラ
【事例2】結婚を機に、マイホーム購入を迷っています
34歳男性からの相談です。結婚をしたことで、独身時代のマネープランの修正を必要としています。
【相談内容】
昨年結婚して、住宅を買おうか賃貸のままにしようか迷っています。職場から程近い賃貸マンションで、駐車場も借りています。子どもNGのマンションなのでいずれ引っ越すつもりです。ただし、妻の実家を将来的にもらい受ける可能性があります。
賃貸と購入、どちらのほうが経済的なメリットは大きいのでしょうか。回答については、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】30代のお金の悩みを相談してみた! 回答はコチラ
【事例3】専業主婦の妻にも保険加入が必要?
既婚で子どもが3人いる39歳男性からの相談です。もしもの時に夫の生命保険だけで大丈夫か、悩んでいます。
【相談内容】
10歳、8歳、3歳の子どもがいて、年々支出が増えている状態です。現在は私のみ生命保険に加入していますが、家事全般を担っている妻が倒れた場合、仕事と家事、両方の負担がすべて私にかかります。現在の生命保険で十分なのか、妻も保険に入るべきかを悩んでいます。
万が一、妻が介護状態になった場合でも困らないためには、どうしたらいいでしょうか。回答については、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。
【関連記事】専業主婦の妻も生命保険に加入すべき? 回答はコチラ
家計の見直し相談に関する「よくある質問」
初めてお金の相談をするのなら、不安に思うこともあるでしょう。そこで東京海上日動あんしん生命の無料相談に寄せられる「よくある質問」とその回答を以下で紹介します。
Q1.面談から悩み解決までどのくらいの期間がかかるの?
相談者の状況や相談内容によりますが、3回ほどの面談で解決に至るケースが多いです。悩みの解決策が家計の見直しである場合は、1回目の面談で悩みの抽出とアドバイスを行い、2回目で解決方法を提示します。解決方法に納得した場合、3回目で必要に応じて解決策の実行に至るのが一般的です。
Q2.面談での相談内容や、伝えた個人情報はどのように扱われるの?
面談時に聞いた悩みや疑問を、相談相手が了解なく他者に口外することは一切ありません。東京海上日動あんしん生命の場合、個人情報は規定に従い、適切に取り扱います。詳しくは、プライバシーポリシーをご覧ください。
Q3.面談の場所はどこ?
東京海上日動あんしん生命の無料相談を行う場所は、自宅のほか、カフェなど、どこでも大丈夫です。ただし、カフェなどで面談する場合には、相談者が注文した飲み物などの代金は相談者の負担となる場合があります。また、オンラインでの相談も受け付けています。オンライン面談は、ZOOMアプリまたはベルフェイスを利用し、通信費用は相談者の負担となります。
まずは無料の相談で家計を見直そう
管理が難しい家計の見直しも、専門家に相談できるのであれば、心理的な負担が軽減できるでしょう。無料相談であれば、アドバイスをしてもらってもお金はかかりません。「家計の見直しをしたいけれど、どこから手をつけたらいいのかわからない」「家計と一緒に資産運用や保険の見直しもしたい」という人は、まずは無料相談を試してみましょう。