20代の人の中には、民間の保険への加入は「自分とは関係の薄いこと」と感じる人も少なくないでしょう。日本では公的医療保険が充実していますし、必要ないのでは? と思う人もいるはずです。

しかし、実際には20代でも多くの人が民間の生命保険に加入しています。では、月々どれくらいの保険料を払っているのでしょうか? また、適切な保険料の目安はいくらなのでしょうか?

この記事では、主に初めて保険への加入を検討する人のために、20代の人たちが支払っている保険料の平均や、適切な保険料の考え方について解説します。

この記事の著者

高山 一恵(たかやま かずえ)

株式会社Money&You 取締役。ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。DCプランナー1級。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務めた後、現職へ。女性向けWEBメディア『FP Cafe®』や『Mocha』を運営。全国での講演活動、執筆、マネー相談を通じて、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく、親しみやすい講演には定評がある。

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※本記事における「生命保険」には「死亡保険(普通死亡保険)」だけでなく、「医療保険」や「医療特約」、「がん保険」や「がん特約」、「就業不能保障保険」や「就業不能保障特約」などが含まれている点にご注意ください。

20代の生命保険の平均額は?

画像: 画像:iStock.com/fizkes

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まずは、20代の人たちが、どれくらいの保険料を支払っているのかを資料をもとに紹介していきましょう。

じつは20代の多くが生命保険に加入している

保険料の相場を知る上で参考になるのは、公益財団法人 生命保険文化センターが発表している「生命保険に関する全国実態調査」という資料です。

たとえば、令和3年度の本資料によれば、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯加入率(世帯主と家族を含む)は、全体で89.8%となっています(※)。

※本資料の情報は、かんぽ生命、JA(農協)の生命共済、県民共済・生協等の生命共済を含んでいます。

〈表〉生命保険・個人年金保険の世帯加入率(世帯主年齢別)1)

全体 89.8%
29歳以下70.2%
30〜34歳90.7%
35〜39歳89.4%
40〜44歳93.2%
45〜49歳94.0%
50〜54歳93.0%
55〜59歳94.8%
60〜64歳92.4%
65〜69歳93.8%

世帯主の年齢別にみると、29歳以下は70.2%となっています。20代が世帯主となる世帯の7割近くが生命保険や個人年金保険に加入していることがわかります。

また同資料によると、夫婦の生命保険の加入率(世帯主の年齢別)は、以下となります。

〈図〉夫婦の生命保険への加入形態(世帯主の年齢別)1)

画像: じつは20代の多くが生命保険に加入している

このように、20代の世帯でも、5割以上が夫婦ともに生命保険に加入していることがわかります。

20代の保険料の平均額は21.5万円/年

統計情報から20代の多くが生命保険に加入していることがわかりました。では、支払っている保険料の平均額はどれくらいなのでしょうか?

前述と同じく、令和3年度の「生命保険に関する全国実態調査」によれば、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯(世帯主と家族を含む)ごとの平均年間払込保険料は、全体で37.1万円となっています。

〈表〉世帯ごとの平均年間払込保険料(世帯主年齢別)1)

全  体37.1 万円
29歳以下21.5 万円
30〜34歳26.2 万円
35〜39歳38.2 万円
40〜44歳34.8 万円
45〜49歳37.5 万円
50〜54歳43.2 万円
55〜59歳43.6 万円
60〜64歳38.4 万円
65〜69歳43.6 万円
※100円単位を四捨五入

世帯主の年齢別でみると、29歳以下は21.5万円となっていることがわかります。

また、世帯ではなく、個人単位での平均額を知りたい場合には、公益財団法人 生命保険文化センターが発表している「生活保障に関する調査」(令和元年度)2)を参考にしましょう。

こちらの調査によると、生命保険(個人年金保険を含む)の年間払込保険料の平均額は、性・年代別で以下のとおりです。

〈表〉性・年代別の平均年間払込保険料2)

男性 女性
20代14.7 万円 11.4 万円
30代23.5 万円15.1 万円
40代23.2万円15.6万円
50代29.3万円20.6万円
60代21.0万円17.4万円

世帯と個人とで年間払込保険料に差があるのは、家族がいる世帯の場合、配偶者や子どもも保険に加入しているからと考えられます。

つまり、独身と既婚では、目安となる保険料が異なるのです。

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ちょうどよい保険料の目安は、手取り年収の5〜7%

画像: 画像:iStock.com/SB

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20代の保険料の平均が、予想よりも高額だと感じた人も多いのではないでしょうか? 特に、まだ民間の保険に加入したことがない人は驚いたかもしれません。

ただ、このようなことが起こる理由として、紹介した平均額が年齢別となっており、様々な年収の世帯が含まれていることがあるかもしれません。そこで、あわせて参考にしたいのが世帯年収別の平均額です。

〈表〉世帯ごとの平均年間払込保険料(世帯年収別)1)

年収 平均年間払込保険料
200万円未満20.5万円
200~300万円未満28.0万円
300~400万円未満31.5万円
400~500万円未満30.6万円
500~600万円未満31.9万円
600~700万円未満32.9万円
700~1000万円未満43.4万円
1,000万円以上58.0万円
※100円単位を四捨五入

20代といっても年収は幅広いものです。近年では入社1年目から1,000万円を超える例もあるようですが、一般的な年収は200万〜400万円台と言えるでしょう。

この資料をみると、世帯年収200万円台では年間28.0万円、300万円台では年間に31.5万円、400万円台では30.6万円の保険料を払っています。平均的な年収でもやや差があることがわかります。

また、世帯年収に対する年間払込保険料の比率を表にすると、以下のようになります。

〈表〉世帯年収に対する年間払込保険料の割合(世帯年収別)1)

世帯年収世帯年収に対する保険料の割合
200万円未満11.7%
200~300万円未満11.2%
300~400万円未満9.0%
400~500万円未満6.8%
500~600万円未満5.8%
600~700万円未満5.1%
700~1,000万円未満5.2%
1,000万円以上4.2%

一方、世帯主の年齢別にみた場合の、年間払込保険料の比率は、以下のとおりです。

〈表〉年間払込保険料対世帯年収比率(世帯主年齢別)1)

全 体6.7%
29歳以下4.5%
30〜34歳5.1%
35〜39歳5.8%
40〜44歳4.9%
45〜49歳5.2%
50〜54歳5.9%
55〜59歳6.5%
60〜64歳7.4%
65〜69歳8.9%

世帯年収で考えるか、世帯主の年齢で考えるかはその人次第ですが、ファイナンシャルプランナーの間では、家計を圧迫しない年間払込保険料の目安は、手取り年収の5%~7%という意見が一般的です。

年齢別の比率がこの数値に近くなることからも、20代の人の場合は、手取り年収の5%~7%をひとつの目安として、保険料を計算してみてもよいでしょう。

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【ライフステージ別】ちょうどよい保険料を設定する方法

保険料の目安は手取り収入の5〜7%とお伝えしましたが、「保険料と保障範囲の関係」には注意が必要です。

一般的に、保険料が高くなるほど保障も手厚くなると考えられますから、保障を優先するのであれば、当然それなりの保険料を意識しなければなりません。求める保障範囲(保険金額)によっては、手取り年収の5%~7%ではまかなえない場合もあるでしょう。

つまり、保険料について考える際には、支払える保険料と求める保障のバランスを意識する必要があるわけです。

そこでファイナンシャルプランナーがおすすめする、保険料を考える基本的な手順をご紹介しましょう。ポイントは、ライフステージです。

【手順1】家計を圧迫しない保険料の目安を算出する

画像: 画像:iStock.com/kazuma seki

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まずは手取り年収の5~7%をベースに目安となる額を算出してみましょう。

特に、保険料を手取り年収の5%以下に抑えたい場合には、最近のトレンドとなっている、低コストな「掛け捨て型」の保険商品を目的に応じて組み合わせることをおすすめします。

〈表〉年収と保険料の目安(5〜7%)一覧表

年収手取り金額保険料の目安
200万円160万円8.0〜11.2万円
300万円235万円11.8〜16.5万円
400万円312万円15.6〜21.8万円
500万円387万円19.4〜27.1万円
600万円458万円22.9〜32.1万円
700万円524万円26.2〜36.1万円
800万円590万円29.5〜41.3万円
900万円657万円32.9〜46.0万円
1,000万円723万円36.2〜50.6万円
手取り金額は、社会保険(厚生年金含む)、所得税、住民税を除いた概算

【手順2】ライフステージに応じて、必要な保障を考える

自分に必要な保障は何かを考えましょう。考えるポイントは、家族構成やライフステージによって変化していきます。

(A)独身の場合:医療保険、就業不能保険を中心に検討する

画像: 画像:iStock.com/chachamal

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独身の際には、自分が働けなくなった場合の保障を第一に、医療保険や就業不能保険を優先させましょう。万が一亡くなった際のお葬式や部屋清掃などの費用で親に負担をかけたくないなら、死亡保険への加入も検討してください。

(B)結婚をした場合:配偶者のために死亡保険への加入も検討する

画像: 画像:iStock.com/west

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結婚した場合には、自分が働けなくなった場合の保障に加え、死亡した場合の配偶者に対する保障も考える必要が出てきます。医療保険や就業不能保険に加え、死亡保険への加入を基本と考えましょう。保障額は、配偶者の収入に応じて決めるとよいでしょう。

(C)子どもが生まれた場合:死亡保険の保障額アップや学資保険も視野に入れる

画像: 画像:iStock.com/kohei_hara

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子どもが社会人として自立するまでの保障についても、考える必要が出てきます。医療保険や就業不能保険、そして死亡保険の保障額アップや、学資保険への加入も検討することになるでしょう。

(D)住宅を購入した場合:死亡保険のコストを見直す

画像: 画像:iStock.com/Edwin Tan

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ライフステージ別で保険料を考える際に、重要なポイントとなるのが住宅の購入です。住宅ローンの負担は増えますが、ローンを組む際に団体信用生命保険(団信)に加入するのが一般的です。

団信とは住宅ローンの返済中、契約者に万が一の事態が起こった場合に、残りのローンが弁済される保証制度のことです。ローンが弁済されるだけでなく死亡保障などもつけられるため、死亡保険のコストを団信で相殺することも可能です。家計の負担減を優先させるなら、死亡保険の見直しをしてもよいでしょう。

(E)老後を意識した場合:個人年金保険や介護保険を検討する

画像: 画像:iStock.com/relaxfoto.de

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公的医療保険や公的年金の制度もありますが、老後の不安を少なくするためには、民間の保険を併用するという方法もあります。現在の年齢を問わず、老後に備える貯蓄が十分ではないと感じるようならば、個人年金保険介護保険のほか、がん保険のように年齢とともにリスクが高まる疾病に備える保険への加入も検討しましょう。

【手順3】貯蓄とのバランスについて考える

病気やケガのリスクに対する備えとして、保険のほかに貯蓄も重要です。考え方によっては、保険よりも貯蓄を重視したいという人もいるでしょう。とはいえ、特に子どもがいる20代の場合は、まとまった貯蓄をするのが難しいと思います。

基本的には、貯蓄と保障は分けて考える必要がありますが、貯蓄と保障、両方を兼ね備えたいという場合には、解約返戻金があるような貯蓄型の保険商品も検討対象となるでしょう。

保険と貯蓄のバランスを考慮しながら必要な保障を考えた結果、掛け捨て型以外の商品に魅力を感じるようなら、手取り年収の5%~7%にプラスαする形で、全体の保険料を組み立ててみてもよいでしょう。

【関連記事】貯蓄と保障を兼ね備えた「貯蓄型保険」について詳しくはコチラ

20代の保険料設定シミュレーション

保険料を考えるための、基本的な手順を理解することができたと思います。そこで最後に実践編として、独身・夫婦2人暮らしの場合で考えた時のちょうどよい保険料について、具体的な金額と共にアドバイスさせていただきます。

注:ここで示しているのはあくまで参考情報です。個別の保険商品によって、保障内容や保険料は異なります。目安としてご覧ください。

【事例1】25歳・独身男性Aさんの場合

画像: 画像:iStock.com/monzenmachi

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●プロフィール

基本情報25歳男性、会社員
家族構成独身
年収300万円(手取り235万円/月収20万円+ボーナス)
そのほか結婚は未定

●Aさんにおすすめする保険情報

毎月の保険料の目安月1万円
(年間払込保険料:12万円)
おすすめの保険医療保険、就業不能保険

【保険料の設定】
Aさんの場合は、手取り年収が235万円ですから、まずはその5%にあたる約12万円を、家計に負担がかからない年間払込保険料の目安と考えてみます。月額にすると、支払える保険料は1万円です。

【Aさんにおすすめの保険は?】
ライフステージで考えた場合、Aさんは独身ですから、主に心配すべきは自分が働けなくなった場合の生活の保障となります。

Aさんは会社員ですから健康保険(社会保険)も充実しており、傷病手当金などを受け取ることができます。しかし年齢が若いため、十分な貯蓄がないと考えられるので、病気やケガに対する備えを別途検討したほうがよいかもしれません。

そこで、まず加入を検討したいのが、医療保険や就業不能保険です。

どちらも掛け捨て型の保険商品を選ぶなら、20代の場合には、月額1,000円~2,000円程度の医療保険で、下記のような保障が得られます。

〈表〉医療保険の一例

保険料(月額)2,000円程度
タイプ掛け捨て型
支払い方式終身払い
保障内容・入院給付:5,000円〜7,000円(日額)
・手術給付金:10万円〜15万円
・通院給付金:3,000円〜6,000円(日額)
※保険会社によっては、セカンドオピニオンサービスや24時間電話健康相談サービスあり

働けなくなった場合の保険として、就業不能保険が挙げられます。Aさんは健康保険(社会保険)の傷病手当金で最長で1年6カ月、給料の3分の2にあたるお金を受給できます。状況によっては、さらに長期的に働けなくなる可能性も拭えませんが、最低限、残りの3分の1の金額は保障される保険を選ぶようにしましょう。

Aさんの場合は月収が20万円ですから、7万円程度の保障になります。その場合の保険料は、月額2,000円程度で済むでしょう。

〈表〉就業不能保険の一例

保険料(月額)2,000円程度
タイプ掛け捨て型
保険期間60歳まで
保障内容給付金:10万円(月額)
免責期間60日

会社の健康保険で受けられる保障とあわせて考えた場合、20代の独身ならこれで基本的な保障は得られると考えられます。

医療保険、就業不能保険とあわせても月額4,000円の保険料で済みます。これなら、家計を圧迫しない保険料の目安である1万円以下となります。

残りの6,000円の使い道をどう考えるかは、その人のライフプランによるでしょう。貯蓄に回しても構いませんし、大きな病気が心配なら、追加で掛け捨て型のがん保険などに加入してもよいと思います。最低限の保障でよければ、25歳男性なら月額1,000円程度から加入できます。

【関連記事】20代の保険の悩みに対するプロのアドバイスはコチラ

【事例2】27歳・共働き夫婦Bさんの場合

画像: 画像:iStock.com/itakayuki

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●プロフィール

基本情報27歳男女、会社員(共働き)
家族構成夫婦の2人暮らし
世帯年収600万円(手取り470万円/月収30万円+ボーナス)
そのほか賃貸住宅(住宅の購入予定なし)

●Bさん夫婦におすすめする保険情報

毎月の保険料の目安月2万円
(年間払込保険料:23.5万円)
おすすめの保険就業不能保険、医療保険、がん保険、死亡保険

【保険料の設定】

Bさん夫婦の場合は、世帯の手取り年収が470万円ですから、まずはその5%にあたる23.5万円を、家計に負担がかからない年間払込保険料の目安と考えてみます。月額にすると、支払える保険料の合計は約2万円です。

【Bさん夫婦におすすめの保険は?】
Bさん夫婦は共働き世帯で子どもがいないことから、生活レベルを落とさないことを考えるなら、まずは配偶者のどちらかが働けなくなった場合の保障を中心に、加入する保険を組み立てるとよいかもしれません。

夫婦とも27歳で健康保険(社会保険)に加入している会社員の場合、就業不能保険・医療保険・がん保険を合わせて8,500円程度を目安にどの保障を重視するかによって決めればよいと思います。

〈表〉就業不能保険の一例

保険料(月額)3,000円程度
タイプ掛け捨て型
保険期間60歳まで
保障内容給付金:15万円(月額)
免責期間60日

〈表〉医療保険の一例

保険料(月額)2,500円程度
タイプ掛け捨て型
支払い方式終身払い
保障内容・入院給付:5,000円〜7,000円(日額)
・手術給付金:10万円〜15万円
・通院給付金:3,000円〜6,000円(日額)
※保険会社によっては、セカンドオピニオンサービスや24時間電話健康相談サービスあり

〈表〉がん保険の一例

保険料(月額)3,000円程度
タイプ掛け捨て型
支払い方式終身払い
保障内容・がん入院給付:10,000円(日額)
・がん通院給付:10,000円(日額)
・診断一時金:100万円
※保険会社によっては、セカンドオピニオンサービスや24時間電話健康相談サービスあり

ちなみに女性の場合、妊娠期間中だと医療保険に加入できない場合がある点には注意が必要です。備えを万全にしたいなら、早めに加入を検討するとよいでしょう。

夫婦とも加入することになりますので、ここまでの保険料の合計は月額1.7万円となります。

また、配偶者が死亡した場合に備えて、死亡保険への加入も検討すべきでしょう。配偶者がいる場合の死亡保険については、1,000万円程度の保険金を想定しておくとよいと思います。その場合の保険料の目安は、20代なら月額1,000円程度から加入できます。

〈表〉死亡保険の一例

月額1,000円程度
タイプ掛け捨て型
保険期間10年
保障内容死亡給付金:1,000万円

こちらも夫婦とも加入するなら、月額2,000円。ここまでの合計は夫婦で月額1.9万円ですから、家計を圧迫しない範囲で保険料を支払うことができるでしょう。

老後資金を意識するのなら、目安となる金額を超えてしまいますが、個人年金保険などへの加入を検討してもよいでしょう。27歳の場合、個人年金保険の目安は1万円程度となります。

〈表〉個人年金保険の一例

保険料(月額)1万円
基本年金年額37万円〜38万円
年金支払期間65歳から10年間
返戻率103%程度
保険料払込期間60歳
据置期間5年

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まとめ

20代の人にとって、民間保険の加入は縁遠いもののように思いがちです。しかし、働き始めて時間が経っておらず、貯金がそこまで多くない20代にとって、万が一に備えられる保険は検討してもよい選択肢と言えるでしょう。

なお、今回紹介した保険料の目安は、あくまでも家計を圧迫しない保険料という考え方をベースに算出したものです。そのため掛け捨て型の保険を組み合わせるという方法をおすすめしています。ライフプランが変化するなど、状況によっては貯蓄型への変更も検討することもあるでしょう。

20代なら独身の人のほうが多いと思いますが、選択肢のひとつとして保険加入というものがあることを覚えておきましょう。

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