これから「お金」がどれだけ必要か、どのように準備するべきなのか、年齢や家族構成、そしてライフプランの考え方によって、ひとりひとり違いがあるものです。『お金のホント相談室』では、“生涯にわたる良きパートナー”として、現在の家計の状況やライフプランに応じて最適な提案を行っている東京海上日動あんしん生命保険のライフパートナーから、実際にあった提案事例をご紹介していきます。

結婚を機にマネープランや保険を見直す人は多いはずです。今回の相談者Kさん(30歳)も、現在お付き合いしている彼女との結婚を意識する中で保険や将来のお金に不安を抱き始めた1人。実際に彼に行ったアドバイスについて、ライフパートナーの宮﨑智弘から紹介します。

今回、相談に答えたライフパートナー

画像1: 婚約中の男性(30歳)「結婚したら、保険に入るべきですか?」

宮﨑 智弘(みやざき ともひろ)

東京海上日動あんしん生命保険株式会社
東京中央第四支社 プライムライフパートナー
2021年度MDRT成績資格会員(COT)
AFP
住宅ローンアドバイザー

保険だけでなく、お金の使い方、教育、人生設計からマインドまで、生きる全てのお悩み解決がモットーです。日本全国に出張するか、またはZoom等を使うことで、対面でもデジタルでも一人でも多くの方と面談できるように仕事のスタイルを常に工夫しています。
わかりやすかった!楽しかった!と言われるのが喜びです。

Kさんの悩み

Q.彼女との結婚を考えているのですが、今の収入・家計でやっていけるか不安です……。このままで大丈夫でしょうか?

画像: 画像:iStock.com/kokouu

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●Kさんのプロフィール

基本情報30歳・男性・会社員
家族構成未婚(彼女あり)
年収400万円(ボーナス込み)
住居実家住まい
預貯金200万円
近況交際女性との結婚を考えているが、収入や保険といったマネープランを中心に漠然とした不安を抱いている。
画像2: 婚約中の男性(30歳)「結婚したら、保険に入るべきですか?」

結婚を考える上で、マネープランや保険の見直しは避けて通れない問題です。ただ、その理由を十分に理解していない人も少なくありません。まずはなぜ結婚前にマネープランの見直しが必要なのか、理由をまとめてみましょう。

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なぜ、結婚をきっかけにマネープランや保険を見直すべきなの?

夫婦になるということは、その後、数十年にわたり2人で一緒に生活することを意味します。そこで、まずは生活の基盤となるお金について考える必要があります。その理由を具体的に説明します。

【理由1】結婚は、家計がガラッと変わるタイミングだから

画像: 画像:iStock.com/Ivan-balvan

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独身時代は、自分の家計だけをやりくりしている人がほとんどでしょう。しかし、結婚すると夫婦2人の収支を、誰が、どう管理をするかを、決める必要があります。

夫婦の家計管理は、いくつかのタイプに分かれます。一般的に多いのは奥様がお金をすべて管理し、旦那様にお小遣いを渡す形式です。一方で、それぞれがお金を管理して、お互いの収入や貯金額、保険内容を伝えないケースが若い世代に増えています。おすすめしたいのは「夫婦で共同管理して、共有し合う」というお金の管理方法で、夫婦の良好なコミュニケーションを保つのにも役立ちますので私もこの方法を実践しています。

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こういった家計管理方法を決める上で、独身時代の自分の収支の内訳を認識しておく必要があります。保険についても、なぜ今の保険に加入している(していない)のか、その理由を明確にしておくべきでしょう。

また、結婚後は夫婦で「お金の価値観」をすり合わせる必要が出てきます。貯金、老後への備え、住居の購入、レジャーへの支出など、どのようにお金を使いたいかは千差万別です。

お金に対してどのような価値観を持ち、将来のライフイベントに備えてどのくらいのお金が必要になりそうなのか、明確なイメージを作ってパートナーと話し合うのが良いでしょう。

【理由2】イメージしている“普通の生活”は、お金がとてもかかるから

画像: 画像:iStock.com/bernie_photo

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「結婚後はこういう生活を送りたいな」と理想を思い描いている人は多いでしょう。ただ、その生活を実現するためにかかる費用まで具体的に考えている人は少ないのではないでしょうか。実際に金額を算出すると、夫婦生活は思いのほかお金がかかるものです。

私はよく、お客さまと一緒に以下のようなイメージ図を作成します。夫婦の人生で起こりうる、お金のかかるイベントを時系列で示したものです。

画像: 【理由2】イメージしている“普通の生活”は、お金がとてもかかるから

丸が大きいイベントほど、大きな金額がかかることを示しています。決して贅沢ではなく、いわゆる“普通の生活”を想定したものですが、それでも予想以上に多くのイベントがあると気づくことが多いものです。

また、各ライフイベントを理想通りに実現した場合の支出総額と生涯収入を比較すると、支出が大きく上回るケースが多くあります。だからこそ、夫婦生活がスタートするタイミングで、マネープランや貯金の計画、それを補完する保険について考えることが、イメージ通りの人生の実現に近づくポイントになるのです。

【理由3】家族の生活リスクにも備える必要があるから

画像: 画像:iStock.com/gorodenkoff

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結婚をすると、自分だけでなくパートナーやお子さまのために経済的リスクに備える必要も出てきます。そこで、貯金の見直しや保険加入を考えることは有効です。

特にお子さまが生まれた後は、夫婦で共働きできない可能性もあります。収入源が2つから1つに減る一方で、世帯人数は増えるため、経済的リスクは大きくなります。

そのため、ご夫婦それぞれに万が一のことがあった場合に備えて保険などで対策しておくことは有効です。ただし、リスクを恐れすぎて安易に保険に入ることはおすすめしません

仮に結婚しても、お子さまができるまではご夫婦それぞれに万が一のことがあっても経済的リスクは大きく上がらないと考えることもできます。また、お子さまがいる家庭も、必要以上に保険に加入したことで月々の保険料がかさみ、結果的にお子さまの教育資金がひっ迫してしまう可能性もあります。想定される経済的リスクと現在の家計を見比べて、バランスをとるべきでしょう。

これも最初に述べた「お金に対する価値観のすり合わせ」につながります。大切なのは、保険に加入する・しないに関わらず、自分たちのお金の価値観を捉えた上で、将来発生しうるリスクを認識し、その対策としてどのような選択肢があるのかを把握して、検討することです。

保障の内容を検討した上でそれを選ぶ(選ばない)なら問題ありません。正しく自分の価値観を認識した上で、選択肢を多く並べることができれば、きっと正しい選択につながることでしょう。

画像3: 婚約中の男性(30歳)「結婚したら、保険に入るべきですか?」

結婚をきっかけにマネープランを見直す重要性がわかったところで、相談者Kさんの家計を見ながら、実際に行ったアドバイスを紹介していきます。

Kさんの家計状況

項目収入支出
給与(手取り)200,000円-
実家に入れるお金-20.000円
昼食代-10.000円
車関連費-50.000円
通信費-10.000円
衣料費-20.000円
交際費-40.000円
自己投資費-20.000円
雑費-30.000円
保険料-0円
小計200,000円200,000円
月々の収支0円

●備考

  • 毎月の収入は使い切り、貯金はボーナスの一部のみ。
  • 車関連費はローンや保険、ガソリン代などを合算。
  • お金の使い方に大きなクセはないが、彼女との食事はごちそうすることが多く、交際費はやや高め。
  • 生命保険には未加入。

Kさんへのアドバイス&解決策は?

Kさんは思いやり深く、責任感の強い男性で、漠然としたお金への不安を抱いていました。そこで、以下3つのポイントでアドバイスを行いました。

1. Kさんの「理想の結婚生活」の金額シミュレーション
2. 結婚に備えて加入する保険の提案
3. マネープランの見直し時期のアドバイス

具体的に、3つのポイントを見ていきましょう。

(1)Kさんの「理想の結婚生活」の金額シミュレーション

画像: 画像:iStock.com/utah778

画像:iStock.com/utah778

まずはKさんが思い描く結婚生活について、どれだけのお金がかかるのかを算出しました。「なんとなくイメージしていた生活が実は贅沢だった…」とわかっていただくことが重要です。

それがマネープランの必要性や”自分ごと“として真剣に考えるきっかけになります。

先ほどのイメージ図をもとに、当てはまるライフイベントの金額をすべて足していきました。具体的な計算は以下の通りです。

〈表〉Kさんがイメージするライフイベントの金額

項目金額内訳
住宅購入約5,500万物件3,500万、ローン金利500万、将来的な修繕やリフォーム約1,500万
家具・家電約400万円15年周期で買い替え、1回あたり約100万円×4回
車関連約3,400万円夫婦1台ずつ必要。ファミリーカー+軽自動車…10年周期の買い替えで車代400万円(2台分)×6回=2,400万円、維持費1,000万円
教育費約4,000万円子ども2人分(2,000万円×2)と想定
総額1億3,300万円

当然ながら、上記に加えて毎月の生活費もかかります。それらをすべて合算し、結婚生活トータルで予想以上にお金がかかることを理解していただきました。

一方、Kさんが生涯でどのくらい貯金できるかについてもシミュレーションしました。暫定的に、現在の手取りから生活費を引き、その差額を毎月の貯金とします。リタイアするまでの年数を掛けて、大まかな「貯められるお金」を算出すると、思い描く生活が現実的なのか、はたまたその実現のためにはどのような努力が必要なのか、といったことが具体的に見えるようになります。

その結果、Kさんの結婚生活にかかるお金をシミュレーションすると、生涯収入と支出のバランスがギリギリだとわかってきました。

トータルでかかるお金と貯められるお金をなるべく具体的に数値化することで、Kさんにも結婚後のマネープランを細かく考えていただくことができました。

(2)結婚に備えて加入する保険の提案

画像: 画像:iStock.com/takasuu

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もしもKさんに万が一のことがあった場合には、結婚後、さらにお子さま誕生後は大きなリスクとなります。保険に加入するのは結婚して子どもができてからでも十分ですが、具体的にどのような保険商品で対策するのが良いかということを知っておくことも今後のマネープランを考える上で役立ちます。

そこで私から保険の種類やタイプを一通り説明し、ご判断はKさんに委ねることにしました。今回は、いったん持ち帰って彼女と相談され、後日、以下の2つの保険に加入することを決めました。

①介護保障付きの終身保険

Kさんは子どもの有無に関わらず、結婚したからには奥さまを1人残したり、自分が重篤な障害を負ってしまったりした場合、きちんと奥様にお金を遺したいと希望されました。また、今後、お仕事で独立する可能性もあるそうなので、様々なリスクを踏まえ、貯蓄型の終身保険に今から加入することを選択なさいました。

②医療保険

終身保険と同様の考え方で、掛け捨て型ではなく、使わなかった保険料が将来戻ってくるタイプの医療保険にも加入されました。高額療養費制度などのフォローを受けられる点を踏まえた上で、それでもカバーできない可能性を考えた結果です。こちらも比較的少額のものになります。

〈表〉結婚前のKさんに提案した保険商品

商品金額保障内容
介護保障付き終身保険10,000円/月・死亡保障500万円
・公的介護保険「要介護2以上」と認定された場合は介護保険金500万円
医療保険5,000円/月・入院5,000円/日
・「掛け捨て」ではなく、使わなかった保険料が将来戻ってくるタイプ
総計15,000円/月

ちなみに、Kさんが最初に私とお話した時は、まだ彼女にプロポーズをする前の段階でした。しかし、この相談をきっかけに2人で将来の話になり、プロポーズされたそうです。そのことを、後日報告していただきました(笑)

(3)マネープランの見直し時期のアドバイス

画像: 画像:iStock.com/Sean_Kuma

画像:iStock.com/Sean_Kuma

結婚する際にマネープランや保険を見直すのは大切ですが、結婚後も節目節目で確認・見直しすると良いでしょう。

たとえば出産や転職、住宅の購入といったイベントを通過する中で、結婚時にシミュレーションした人生設計からズレが生じることもあります。

先ほど計算した人生トータルの金額シミュレーションも変化するので、ライフイベントのたびにどう変化しているか、計算すると良いでしょう。Kさんにはそのことを伝え、お声かけいただければ、私がいつでも計算し直すこともお話しました。

また、私がこの仕事をして思うのは、家計管理をどちらかに任せると、夫婦ゲンカや関係悪化の原因になりやすいということです。

お小遣い制だから家計管理は相手に任せている、ローンや保険の確認は私の担当ではない……。こういった意識が夫婦間の認識に齟齬が生まれることが多いのです。

夫婦は2人で人生を作る関係です。それであれば、自分に関係のないことはありませんよね。Kさんにも、今後「家計管理はどちらかの仕事」という意識は持たないようお伝えしました。家計だけではありません。家事も育児もそうだと思います。私も子育てや家事が公平な負担になっているか、妻とよく話すようにしています。

結婚を控えている方は、ぜひ一度マネープランを見直してください

画像: 結婚を控えている方は、ぜひ一度マネープランを見直してください

結婚後の生活について話し合う時、「なんとなく」のイメージで収支を調整されるケースが多いと感じています。

「子育ては(なんとなく)お金がかかる」「年金が少なくて老後が(なんとなく)不安」など、お金がかかること自体は間違っていないかもしれませんが、実際にお金を算出してみることも大切です。

子育てや老後の費用、年金の受給額など、具体的な金額を調べた上で判断してみてはいかがでしょうか。

保険も同じです。万が一の時に不安だと感じて加入するより、具体的に、働けなくなったらどれだけお金が足りなくなるのか、できる限り計算してみましょう。それを踏まえて、自己資金でまかなえない分を保険でカバーするという考えが必要です。

面倒と思うかもしれませんが、「なんとなく」判断してしまうよりはきっと良いはずです。

もちろん、そういった作業をサポートするのが、私たちライフパートナーの役目です。ライフイベントにかかる費用などのシミュレーションも行えますので、ご興味のある方は、コチラの無料相談のご案内をご確認ください。

募集文書番号:20-KR13-K012

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