そこでこの記事では、ファイナンシャルプランナーの中村賢司さん監修のもと、最新の統計情報をもとに、男女別・年齢別・学歴別などのカテゴリ別に20代の年収について解説。そして、年収アップを目指している20代に向けて、年収を上げる方法やアドバイスも併せて紹介します。
※この記事は、2022年3月23日に更新しています。
※本記事で記載している「平均年収」は、すべて額面での数字を表しています。
自分の年収は高い? 低い? 20代の平均年収と中央値
一般的に20代の年収の基準として語られることが多いのが、「300万円」という金額です。この記事を読んでいる方の中には、「年収300万円だと少ないのでは?」と思っている方もいるでしょう。
しかし、最初に結論を述べると、20代で300万円という年収は低すぎるわけではありません。
20代の平均年収
20代の平均年収は、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」1)から算出できます。年代別の平均年収は下記のようになりました。
〈表〉年代別の平均年収
年代 | 平均年収 | |
---|---|---|
残業代、 各種手当込み | 残業代、 各種手当抜き | |
20〜24歳 | 314万円 | 292万円 |
25〜29歳 | 390万円 | 360万円 |
30〜34歳 | 441万円 | 409万円 |
35〜39歳 | 494万円 | 460万円 |
40〜44歳 | 531万円 | 499万円 |
45〜49歳 | 561万円 | 530万円 |
50〜54歳 | 590万円 | 563万円 |
55〜59歳 | 584万円 | 561万円 |
60〜64歳 | 430万円 | 414万円 |
65〜69歳 | 358万円 | 345万円 |
残業代、各種手当込みの金額で見ると、20代の平均年収は前半で314万円、後半で390万円ということがわかります。つまり「年収300万円は低すぎる」ということはありません。20代前半であれば、平均より少し低い程度なのです。
しかし、平均値は企業規模や学歴によっても差があり、高収入の方が少数いるだけで高くなります。そこで、より実態に近い中央値についても紹介します。
20代の年収中央値
年収の中央値のデータはありませんが、月収(残業代や各種手当を含まない)の中央値は同調査で発表されています。これを参考に、賞与の平均額を足して計算すると、20代のおよその年収中央値は下記のようになります。
平均値と比べて、5〜10万円程度差があることがわかります。
〈表〉20代の年収中央値
年齢 | 年収中央値 |
---|---|
20〜24歳 | 288万円 |
25〜29歳 | 350万円 |
また、この後紹介する性別や学歴別、業種別といったカテゴリによっても平均年収は異なります。
一概に平均年収より低いか高いかだけを見て、落胆したり・喜んだりしないようにしてください。あくまでも平均年収は仕事の満足度を測るひとつの基準として見るようにしましょう。それでは、次の項目からより細分化した項目を見ていきましょう。
参考資料
ちなみに、年収からは各種税金や社会保険料などが引かれるため、手取り額として残るのはさらに少なくなります。20代の平均年収の手取り額については、下記の記事で詳しく紹介しています。
【関連記事】20代で手取り20万円は低い? 引かれる金額や平均手取り額など詳しくはコチラ
〈男女別〉20代の平均年収
まず、男女別のデータを見ていきましょう。同じく厚生労働省のデータ1)によると、下記のようになります。
〈表〉20代の平均年収(男女別)
20~24歳 | 25~29歳 | |
---|---|---|
男性 | 326万円 | 410万円 |
女性 | 301万円 | 360万円 |
男女計 | 314万円 | 390万円 |
上記のとおり、男性の年収は20代前半で326万円、20代後半で410万円。女性の年収は20代前半で301万円、20代後半で360万円です。20代前半から後半にかけて、男性はおよそ3割増、女性は2割増の年収になっています。
20代に限らず、男女では年収に差があり、30代・40代と年齢を重ねるとさらにその差は大きくなります。
男女によって年収に差がある理由のひとつとして、総合職と一般職で年収に違いがあることが考えられます。中小・零細企業であれば総合職・一般職の区別があまりありませんが、規模の大きい企業であればその待遇と給与に差がある傾向にあります。昨今は女性管理職が増加してきてはいますが、総計としてはまだ一般職は女性が多く、総合職には男性が多いという傾向にあり、総合職はのちのち管理職になることも多いことから、どの規模の企業にいても、男性のほうが給料は高くなっているのです。
〈年齢別〉20代の平均年収
さらに詳しく見るために、ここでは各年齢の平均年収を紹介します。
dodaが2020年9月〜2021年8月に行った「平均年収ランキング(年代別・年齢別の年収情報) 【最新版】」2)によると、20代の各年齢の平均年収は、下記のようになっています。
〈表〉20代の平均年収(年齢別)
年齢 | 平均年収 |
---|---|
20歳 | 271万円 |
21歳 | 272万円 |
22歳 | 276万円 |
23歳 | 291万円 |
24歳 | 319万円 |
25歳 | 341万円 |
26歳 | 360万円 |
27歳 | 376万円 |
28歳 | 388万円 |
29歳 | 398万円 |
20代後半になると、年収の増加幅が大きくなっていることがわかります。20代後半の期間は中堅社員と呼ばれる時期に入り、プロジェクトのリーダーやマネージャーなどになる方もいるでしょう。こうした役職の変化なども収入アップの要因となっていると考えられます。
〈学歴別〉20代の平均年収
大卒や大学院卒、高卒など、学歴によっても平均年収は大きく異なります。厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」1)をもとに計算した学歴別の20代の平均年収は下記のとおりです。
〈表〉20代の平均年収(学歴別)
学歴 | 20〜24歳 | 25〜29歳 |
---|---|---|
中卒 | 262万円 | 304万円 |
高卒 | 286万円 | 321万円 |
専門卒 | 291万円 | 338万円 |
高専・短大卒 | 292万円 | 348万円 |
大卒 | 308万円 | 391万円 |
大学院卒 | 308万円 | 432万円 |
基本的には学歴が高いほうが年収も高くなっています。一番差の大きい中卒と大学院卒では、20代前半で46万円、後半で128万円の差があります。
【関連記事】業種・職種別など、20代大卒の平均年収について詳しくはコチラ
〈業種別〉20代の平均年収
(1)民間企業の場合
年収の高低には、業種も深く関係しています。業種別の平均年収については、国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査結果」3)をもとに見ていきましょう。
〈表〉20代の平均年収(業種別)
業種 | 20~24歳 | 25~29歳 |
---|---|---|
建設業 | 337万円 | 418万円 |
製造業 | 317万円 | 385万円 |
卸売業・小売業 | 201万円 | 325万円 |
宿泊業・飲食サービス業 | 135万円 | 246万円 |
金融業・保険業 | 346万円 | 445万円 |
不動産業・物品賃貸業 | 290万円 | 386万円 |
運輸業・郵便業 | 293万円 | 374万円 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 384万円 | 465万円 |
情報通信業 | 343万円 | 424万円 |
学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業 | 286万円 | 390万円 |
医療・福祉業 | 313万円 | 350万円 |
複合サービス事業 | 282万円 | 358万円 |
サービス業 | 236万円 | 321万円 |
農林水産・鉱業 | 234万円 | 270万円 |
この調査によると、20代で給与水準が最も高いのは、電気・ガスなどのインフラ系です。続いて金融業・保険業、情報技術系業種の年収が高くなっています。インフラ系の年収が高い理由としては、年収水準が高めに設定されているのに加え、規模の大きい企業が多いことも影響していると考えられます。
一方、年収が低めなのは、宿泊業・飲食サービス業、卸売業・小売業などです。これらの業種はもともと年収水準が低いのに加え、年収の上がり幅も少なく、さらには景気にも左右されやすいからです。
記事冒頭のデータで、20代の平均年収は314〜390万円と算出されましたが、このように業種によってかなり大きな差があることがわかります。人によっては、業種別のデータのほうがリアルな数字に感じられるかもしれません。
参考資料
(2)公務員の場合
国家公務員のデータについては、人事院給与局の「令和2年国家公務員給与等実態調査の結果」4)にて公表されています。
〈表〉20代公務員の平均月収
大学卒/平均俸給額 | ||
---|---|---|
20代前半 | 1年未満 | 19万5,179円 |
1年以上2年未満 | 20万2,547円 | |
2年以上3年未満 | 20万9,396円 | |
20代後半 | 3年以上5年未満 | 22万1,973円 |
5年以上7年未満 | 23万8,015円 |
大学卒で考えると、1年以上2年未満・2年以上3年未満までが20代前半、3年以上5年未満・5年以上7年未満が20代後半に該当します。
上記の結果と、国家公務員の賞与(ボーナス)は4.45カ月分といわれていることを考慮して年収を計算すると、大学卒で20代前半の年収は平均約333万円、20代後半で平均378万円です。
公務員の年収は民間の企業ほど、20代前半から後半にかけての昇給幅は大きくありませんが、20代前半の時点で300万円を超えているため、どちらかというと年収は高い部類に該当します。
〈都道府県別〉20代の平均年収
都道府県別のデータも見ておきましょう。厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」1)によると、各都道府県別の20代の平均年収は下記のとおりです。
一番高い平均年収は、20代前半が神奈川で343万円、20代後半が東京で426万円です。また一番低い平均年収は青森と沖縄で、20代前半が271万円、20代後半が308万円です。
〈表〉20代の平均年収(都道府県別:北海道、東北地方)
手取り額 | 額面金額 | |
---|---|---|
北海道 | 289万円 | 354万円 |
青森 | 271万円 | 308万円 |
岩手 | 284万円 | 325万円 |
宮城 | 301万円 | 357万円 |
秋田 | 272万円 | 329万円 |
山形 | 282万円 | 325万円 |
福島 | 296万円 | 351万円 |
〈表〉20代の平均年収(都道府県別:関東地方)
手取り額 | 額面金額 | |
---|---|---|
茨城 | 307万円 | 381万円 |
栃木 | 305万円 | 378万円 |
群馬 | 303万円 | 367万円 |
埼玉 | 325万円 | 386万円 |
千葉 | 321万円 | 403万円 |
東京 | 325万円 | 426万円 |
神奈川 | 343万円 | 423万円 |
〈表〉20代の平均年収(都道府県別:中部地方)
手取り額 | 額面金額 | |
---|---|---|
新潟 | 287万円 | 329万円 |
富山 | 303万円 | 370万円 |
石川 | 308万円 | 368万円 |
福井 | 302万円 | 363万円 |
山梨 | 303万円 | 367万円 |
長野 | 303万円 | 368万円 |
岐阜 | 310万円 | 391万円 |
静岡 | 310万円 | 377万円 |
愛知 | 337万円 | 431万円 |
〈表〉20代の平均年収(都道府県別:近畿地方)
手取り額 | 額面金額 | |
---|---|---|
三重 | 310万円 | 383万円 |
滋賀 | 314万円 | 386万円 |
京都 | 318万円 | 393万円 |
大阪 | 319万円 | 400万円 |
兵庫 | 314万円 | 397万円 |
奈良 | 323万円 | 373万円 |
和歌山 | 313万円 | 375万円 |
〈表〉20代の平均年収(都道府県別:中国、四国地方)
手取り額 | 額面金額 | |
---|---|---|
鳥取 | 279万円 | 340万円 |
島根 | 294万円 | 350万円 |
岡山 | 316万円 | 377万円 |
広島 | 311万円 | 382万円 |
山口 | 308万円 | 372万円 |
徳島 | 288万円 | 356万円 |
香川 | 300万円 | 359万円 |
愛媛 | 283万円 | 338万円 |
高知 | 285万円 | 337万円 |
〈表〉20代の平均年収(都道府県別:九州地方)
手取り額 | 額面金額 | |
---|---|---|
福岡 | 309万円 | 367万円 |
佐賀 | 281万円 | 343万円 |
長崎 | 283万円 | 339万円 |
熊本 | 294万円 | 344万円 |
大分 | 308万円 | 353万円 |
宮崎 | 283万円 | 338万円 |
鹿児島 | 286万円 | 344万円 |
沖縄 | 271万円 | 308万円 |
東京と神奈川の平均年収が一番高いですが、これは大阪や名古屋などのほかの大都市圏と比較してもかなり差があります。
東京と地方だと、特に20代後半では100万円以上年収が変わることもあり、生活費を考慮しても相対的に東京のほうが残るお金が多いといわれています。
〈企業規模別〉20代の平均年収
ここからは企業規模(社員数)別のデータを見ていきましょう。国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査結果」3)によると下記のとおりです。
〈表〉20代の平均年収(企業規模別)
企業規模 | 20~24歳 | 25~29歳 |
---|---|---|
1~4人 | 217万円 | 265万円 |
5~9人 | 244万円 | 282万円 |
10人以上 | 237万円 | 315万円 |
30人以上 | 267万円 | 332万円 |
100人以上 | 272万円 | 356万円 |
500人以上 | 283万円 | 379万円 |
1,000人以上 | 268万円 | 405万円 |
5,000人以上 | 234万円 | 408万円 |
このデータでは、20代前半ではどの規模の企業であっても平均年収は300万円を切っています。しかし20代後半からは、10人以上の企業規模になると、年収300万円以上になるということがわかります。つまり企業規模における年収の差は、20代後半から大きく現れるということです。
また、企業規模が大きくなればなるほど、20代後半にかけての昇給幅が大きい傾向にあります。ある程度の規模の企業なのに自分の年収が低いと感じている20代前半の方でも、企業の業績がよほど悪くならない限りは、上記のように20代後半から上がっていきますので、極端に悲観する必要はないでしょう。
〈雇用形態別〉20代の平均年収
続いて、雇用形態別のデータです。雇用形態別のデータは、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」1)にて公表されています。
〈表〉20代の平均年収(雇用形態別)
20~24歳 | 25~29歳 | |
---|---|---|
正社員・正職員 | 322万円 | 403万円 |
正社員・正職員以外 | 256万円 | 283万円 |
20代前半では正社員・正職員が322万円、正社員・正職員以外が256万円なので、非正規のほうが66万円ほど低いことになります。さらに、その差は20代後半になると120万円になり、より広がっていることがわかります。
正社員・正職員であれば、20代前半でも300万円を超えていますが、正社員・正職員以外は20代後半でも300万円以下です。
また、20代前半と20代後半での平均昇給幅も、正社員・正職員以外は正社員・正職員(81万円アップ)の三分の一(27万円アップ)にとどまっています。
近年、国を挙げて同一労働同一賃金(同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差の解消を目指す改革)5)の導入が進められていますが、実際のところ待遇差はまだまだあると言えるでしょう。
参考資料
現在の年収に不満あり。FPおすすめの年収アップ方法4選
ここまで、20代の年収について様々なカテゴリに分類して紹介をしてきましたが、リアルな実態をある程度把握できたのではないでしょうか。
「自分の年収は、同じ業種で見れば平均水準だった」「むしろ、高いほうかもしれない」と思った方もいるでしょう。ただ、平均より高かったからといって、現在の年収に満足していない方も中にはいるかもしれません。
そこで、20代が年収アップを目指すにはどんなことをすればいいのか。いくつか方法を紹介します。
(方法1)副業をして副収入を得る
最近は規模の大きい企業でも、副業ができるようにしくみが変わりつつあります。パーソル総合研究所が2021年に発表した「第二回 副業の実態・意識に関する定量調査」6)によれば、副業を許容・容認している企業は5割を超えており、少しずつですが年々増えているようです。もし副業ができる環境なのであれば、取り組むことで年収アップにつながります。
ただ、副業も分野によっては専門的知識や能力が必要であるため、本業と同じ業界の仕事をしている方が多いです。確実に稼ぎたいのであれば、そのような方向がいいでしょう。
また、年間収入が20万円を超える場合、確定申告による納税義務が発生しますし、副業が認められていない会社で副業を行った場合、罰則として解雇もあり得ます(上記で示した現業と同種の副業を制限している企業もあります)。納税ルールに加えて、社内ルールも守り、正しく副業するようにしましょう。
【関連記事】【最新版】インスタグラムで収益を得るしくみとは?一般人が稼ぐための方法を徹底解説
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(方法2)転職をする
転職も、年収アップのきっかけになる可能性があります。これまで業種別や都道府県別、雇用形態別に年収データを見てきましたが、それらを踏まえると、より年収が高い条件のもとへ転職をするのも手です。
たとえば、以下のような方針で転職するのもいいでしょう。
〈表〉年収アップを目指した転職の方針
- 今より平均年収が高い異業種へ転職する
- 平均年収が高い東京エリアの会社に転職する
- (現在非正規雇用なら)正規雇用の会社に転職する
20代は何事にも挑戦できる年代です。今の仕事では今もこれからも自分が理想とする年収を得られないと感じているのであれば、転職活動してみることを考えてみてもいいでしょう。
(方法3)資格を取得して資格手当をもらう
会社によっては、指定された資格を取得すれば、基本給に資格手当が上乗せして支給されたり、昇給につながったりすることがあります。
資格手当が支給されるパターンとしては、仕事に関係がある資格を取得した場合です。また、資格手当ではなくとも、資格取得時にお祝い金や奨励金を支給する会社もあります。
勤務先によって対応は異なりますが、会社がどのような手当や援助を行ってくれるのか、一度調べてみてはいかがでしょうか。もし手当が支給されるのであれば、仕事でも役に立つので、資格取得に励むことをおすすめします。
(方法4)将来的に昇進・昇給するための自己投資をする
すぐに収入アップにつながるわけではありませんが、長い目で見て自己投資にお金を使うというのも選択肢のひとつです。
このお金を使って仕事の知識を身につけたり人脈を作ったりしたほうが、仕事の成果につながり、人によっては30代になって年収が100万円単位で上がる可能性もあるのです。
自己投資の一例としては、下記のようなことが挙げられます。
〈表〉効果的な自己投資の例
- 仕事に関する本を読んで知識を身につける
- 人脈を広げるために異業種交流会に出かける
20代後半〜30代は年収に大きく変化が現れます。今後の年収アップを考えて自己投資、という道を選ぶのも賢いと思います。
今の年収は気にせず、それぞれが収入アップのためにできることを
20代だと、目の前の年収に悩むこともあるかもしれません。しかし20代は、まだ社会人のキャリアが始まったばかり。現在の収入について悲観することはありません。
すぐに収入を上げたいのであれば副業などを行うのもいいですし、長い目で見て将来の収入アップにつながるよう自己投資期間としてもいいでしょう。20代はスタート地点、まだまだこれからです!