多くの人が一度は利用したことがある動画配信サービス「YouTube」。最近では「見るもの」としてだけでなく、「稼ぐ手段」としても注目されています。そこで本記事では、YouTubeで稼ぐために必要な知識や動画を投稿する前に知っておきたいポイントを解説。YouTubeの収益化のしくみや広告の種類、挫折せずに稼ぐ“勝ちパターン”まで幅広くご紹介します。

YouTubeは「見るもの」だけでなく「稼ぐ手段」に

画像: 画像:iStock.com/Iamstocker

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『令和元年版 情報通信白書』1)によると、2000年以降徐々に減少を始めたテレビ視聴時間と反比例するように、インターネットの利用時間は大幅に増加しています。中でも若年層におけるテレビ離れが顕著になる一方で、動画配信サービスの勢いは年々加速しています。

そんな動画配信サービスの中でも、国民の過半数が毎月利用しているとされる「YouTube」は、情報収集や娯楽のメインコンテンツとして多く利用されています。2)

多くの人が「見て楽しむためのもの」だと思っているYouTubeですが、近年は「稼ぐ手段」のひとつにもなっており、収益化を目的としてYouTubeへ動画投稿を始める人も少なくありません。挑戦しやすい副業として人気を集めています。

動画投稿者は、投稿した動画に商品やサービスの広告を流すことができます。これはテレビ番組の放送中に流れるコマーシャルと同じようなしくみです。

テレビCMの場合は、広告の放映によって企業がテレビ局に広告掲載料を支払いますが、YouTubeの場合は、チャンネルを運営する個人が広告を流す役割を担っているため、広告掲載料を個人で得ることができるのです。

動画広告の市場規模

では、YouTubeを含めた動画広告の市場規模はいったいどれくらいなのでしょうか。サイバーエージェントの報告によると、2019年の国内動画広告市場は2,592億円で、前年比141%の増加。2020年には3,289億、2022年には4,470億円に達すると予測されています。3)

〈図〉動画広告市場規模の推定

画像: 動画広告の市場規模

今後、通信規格「5G」の普及とともに通信速度の高速化が進むことで、スマホなどからより動画を視聴しやすくなります。このことから、YouTubeもさらに閲覧者の増加することが予測できます。

YouTubeで収入を得るしくみ

広告収入のしくみと広告の種類

〈図〉YouTubeの広告収入のしくみ

画像1: 広告収入のしくみと広告の種類

YouTubeで自社製品やサービスをPRしたい広告主は、YouTubeに掲載料を払って広告を出します。広告には、動画の途中でテレビCMのように流れたり、バナー広告のように表示されたりとさまざまなタイプのものがあります。動画投稿者は動画ごとに広告を設定することができます。

ただし、表示される広告は動画との関連性などからYouTubeが自動的に決定するため、どのような広告を表示するかは動画投稿者側では制御できません。

これらの一連の流れによって企業から視聴者へ商品やサービスのPRが行われ、動画投稿者には報酬が支払われます。

なお、動画投稿者が設定できる広告には、動画本編の前後や途中に別の動画が再生される「インストリーム広告」、再生画面の下部が広告枠になる「オーバーレイ広告」、おすすめの動画一覧の上が広告枠になる「ディスプレイ広告」、再生画面上に動画に関連した画像や文字が表示される「スポンサーカード」など、さまざまなタイプのものがあります。

〈図〉YouTubeで設定できる主な広告の種類

画像2: 広告収入のしくみと広告の種類

また、各広告で表示できるデバイスが異なります。パソコンでは表示されるけれど、スマホなどのモバイルデバイスでは表示されないなど、違いがあるので注意しましょう。

〈表〉広告の種類と表示されるデバイス

広告表示されるデバイス
インストリーム広告PC、モバイルデバイス※
オーバーレイ広告PC
ディスプレイ広告PC
スポンサーカードPC、モバイルデバイス
※ただし、広告のスキップが可能なインストリーム広告は、
テレビやゲーム機でも表示される。

ここからは、それぞれの動画広告について詳しく説明します。

(1)インストリーム広告

画像3: 広告収入のしくみと広告の種類

テレビCMにもっとも近い形式の広告が「インストリーム広告」です。動画の再生中に表示されます。視聴者はテレビ番組の途中でCMが流れるのと同じような感覚で広告を見ることになります。

なお、インストリーム広告には、5秒間再生されたあとに視聴者が広告をスキップするか残りを見るかを選べるタイプと、最後まで広告を視聴した後に本編が始まるタイプの2種類が存在します。

(2)オーバーレイ広告

画像4: 広告収入のしくみと広告の種類

「オーバーレイ広告」は、再生画面の下部に表示される広告です。本編の再生中に、バナー画像もしくは文章表現による広告が表示されます。視聴者は広告枠の右上に表示されている「×」を押すと広告を非表示にできるため、視聴の妨げになりにくいという特徴があります。

(3)ディスプレイ広告

画像5: 広告収入のしくみと広告の種類

「ディスプレイ広告」は、再生画面の横にある、おすすめの動画一覧の上に表示されます。ここには広告主が指定した画像が表示されます。動画に被らない場所に表示されるため、視聴者の動画視聴を妨げません。なお、再生画面が大きい場合は、再生画面の下に表示されます。

(4)スポンサーカード

画像6: 広告収入のしくみと広告の種類

YouTubeには、動画投稿者が他のページや動画に注目してもらいたい時に設定できる「カード」という機能が存在します。「カード」には、画像・テキスト・視聴者に遷移させたいURLなどを設定することができます。

この機能を広告として利用しているのが「スポンサーカード」です。

「カード」には様々な種類があり、設定方法も複雑なので、詳細はYouTubeヘルプで確認してください。

広告収入を受け取るために必要な手続き

画像: 画像:iStock.com/ Christian Horz

画像:iStock.com/ Christian Horz

ここまでYouTubeの広告に関する説明をしてきましたが、YouTubeにチャンネルを開設しただけでは広告収入を受け取ることができません。

まず、「YouTube パートナー プログラム(YPP)」に参加する必要があります。YPPとはGoogle AdSenseという広告配信サービスとYouTubeチャンネルを連携させて、広告収入を受け取れるようにするしくみです。

また、このYPPに参加して広告を収益化させるためには、いくつか条件をクリアしなければなりません。

〈表〉広告収益化の数値条件

  • 公開動画の総再生時間:直近12カ月間で4,000時間以上
  • チャンネル登録者数:1,000人以上

チャンネル登録者と総再生時間を増やすためには、コツコツと動画投稿を続けていくことが必要です。どのような動画なら再生してもらえるのかを探っていきましょう

再生回数と広告収入の関係

一定の条件をクリアして動画を見てもらえれば広告収入が入ることがわかりました。それでは、YouTubeではいくらくらい稼げるものなのでしょうか?

動画再生1回でどれだけの広告収入があるのか、気になる点だと思いますが、それについてはっきりとした金額はわかっていません。

ただし、目安として、2020年4月現在では0.01〜0.1円と推測されています。上で紹介した広告を複数組み合わせることができたり、流れる広告によって金額が異なったりすることから、常に価格が変動するため目安額から大きく離れる場合もあります。

2020年最新版 初心者でも登録者&再生回数が増えるおすすめジャンル

画像: 画像:iStock.com/ DisobeyArt

画像:iStock.com/ DisobeyArt

動画投稿初心者がYouTubeチャンネルを開設する場合、どのような内容の動画を投稿すれば登録者や再生回数が増えやすいのでしょうか。

様々なジャンルにまたがって動画を投稿するYouTubeチャンネルもありますが、動画制作をしやすくし、特定ジャンルに興味がある視聴者の注目を集めるために、ジャンルや題材などを定めて投稿していくことがおすすめです。

そこで、YouTubeが提供するクリエイターを育てる無料のWEB教室「クリエイターアカデミー」で毎日訪問したくなるジャンルとして紹介されている中から2つの例を紹介します。

自分の得意な分野や好きなテーマと重なるのであれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(1)料理のレシピ

画像: 画像:iStock.com/ tolgart

画像:iStock.com/ tolgart

2015年頃、動画でのレシピがインターネット上で人気を集め始めました。その後、ウェブサイトやアプリなど、動画でレシピを紹介するコンテンツは年々増えています。

料理を作る工程を映像で見られるので、レシピの工程やコツを確認しやすいことから、料理初心者~上級者まで幅広い層を取り込むことが可能です。

最近では、調理時の参考にしたいと考えるユーザーだけでなく、単純に制作過程を楽しむ目的で動画を見るユーザーも多い傾向にあります。

レシピチャンネルでは、映像の美しさと誰にでも伝わる丁寧な解説が求められます。実際に魚介を捌く動画や魚料理を作る動画を中心に投稿する「きまぐれクックKimagure Cook」(チャンネル登録者数346万人)は、魚に関する豆知識や調理工程など、ほかでは見ることのできないコンテンツで人気になっています。

もちろん撮影・編集ともに緻密な作業が必要ですが、ターゲット層が広いため他ジャンルと比べると人気を集めやすい分野だといえます。

(2)フィットネス

画像: 画像:iStock.com/ visualspace

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もしあなたがインストラクターや整体師の有資格者、もしくはアスリートやトレーナー経験者などのエキスパートなら、フィットネスジャンルはチャンネル登録者を増やしやすいでしょう。

健康志向の高まりやボディメイクブームに後押しされ、年代や性別を問わず活用されることが見込めます。

「ジムに行かず、自宅で手軽にトレーニングをしたい」「運動が苦手だけど、体を動かすきっかけがほしい」といったニーズを持つユーザーが多いので、特別な器具の用意や激しい動きが伴うものは避けるのがベターです。

関連するワークアウトを連続再生で見られるようにまとめたり、毎日取り入れられる手軽さを意識した内容にしたり、結果を実感できるカリキュラム作りをしたりして、チャンネルのファンを集めていきましょう。また、サムネイル(動画一覧などで表示される画像)だけでは動画の内容が分かりにくいため、タイトルで差別化を図るように心がけましょう。

ただし、運動がケガにつながらないよう「無理をしないように」など、注釈を入れて説明することが必要です。さらに、「絶対に10kg痩せる」「ウエスト-5cmは確実!」のような“誇大表現”を使わず、視聴者を引き付けるタイトルを付けるのもポイントです。

2020年最新版 広告規制の動向

画像: 画像:iStock.com/ SensorSpot

画像:iStock.com/ SensorSpot

YouTubeの広告に関しては、健全な運営を実施するためにガイドラインが頻繁に変更されます。これにより、投稿した動画に広告が表示されなくなったり、制限されたりする措置がとられることがあります。

ガイドラインの中でも、最近あった大きな変更点が子ども向け動画に関するものです。2019年11月、YouTubeは子ども向け動画を申告制とし、子ども向け動画の「パーソナライズド広告」の掲載を禁止すると発表しました。

これは、米国の児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)に対応するためのものです。

「パーソナライズド広告」とは、動画を視聴する個人それぞれに合わせた広告が表示されるもので、広告効果が高く、動画投稿者も高収益が得られます。

よって、子ども向けのパーソナライズド広告が利用できなくなると動画投稿者の収益の低下が予想されます。また、今回の措置はたとえ視聴者が大人であっても子ども向けと分類された動画には、パーソナライズ広告の掲載禁止が適応されるため、影響は大きいとみられます。

具体的には、以下のような動画を子ども向けとして申告する必要があります。

〈表〉子ども向け動画として分類される一例

  • 子ども、子どものキャラクターを使用
  • 人気子ども向け番組やアニメキャラクター
  • 子ども用おもちゃを使用したお芝居や物語
  • ごっこ遊びや創作遊びを含む、子どもが主役の一般的な遊び
  • 子どもに人気のある歌、物語、詩

なお、申告していない場合でも、動画の内容によってはYouTube側で子ども向けと判断される可能性があります。

このように、収益を得るためには投稿動画のテーマ自体も変更せざるを得なくなるようなルールの改訂も多いため、ガイドラインの最新情報を十分理解しておきましょう。

成功者のパターンから見る、YouTubeで収益を上げるための5つの方法

画像: 画像:iStock.com/ Eoneren

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YouTubeで稼ぐためには、戦略的な動画制作が肝要です。次は、いよいよYouTubeで収益を増やすために実践すべきことを解説していきます。

収益を増やすには、再生回数や視聴時間をそれぞれどうやって増やしていくか、具体的に戦略を立てるのがポイントです。

前述した「クリエイターアカデミー」で紹介されている、YouTubeクリエイターに対する分析に基づいた戦略4)や、チャンネル登録者の多いYouTuberから、YouTubeで稼ぐ勝ちパターンを学んでいきましょう。

※以下の戦略については、クリエイターの作品を参考にした提案であり、必ずしも成功を保証するものではないことを了承ください。

再生回数を増やすポイント

画像: 画像:iStock.com/ hocus-focus

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① 概要欄やタイトル、サムネイルは分かりやすくシンプルに

概要欄やタイトル、サムネイルは、動画の内容をコンパクトにまとめた“動画の顔”です。視聴者が「クリックしたい」と思えるよう、動画の内容を把握できるシンプルな書き方を意識しましょう。

意識すべきポイントは、タイトル内に重要なキーワードを入れることです。視聴者が検索しそうなフレーズや思わずクリックしたくなる“引き”のある言葉など、動画内容の主軸となるキーワード1~2語を上手に取り入れることで、視聴回数や総再生時間増加にも繋がります。タイトルに入れきれなかったことは、概要欄に記載しましょう。

ただし、動画に無関係なキーワードや誇張表現は厳禁です。動画を見たいと感じた視聴者の期待を裏切り、不誠実な印象を与えてしまいます。1回の再生回数を稼ぐために、多くの登録者からの信頼を失っては意味がありません。

下記は、先述したポイントを意識して作成したタイトル例です。動画内容を端的にまとめて、タイトルを見ただけでどんな動画であるのか想像できるようなものにしています。また、「10分で完成」「包丁、火を使わない」「材料3つ」など、事実でありながら常識的な感覚を覆すようなフレーズも引きがあるでしょう。

タイトル例

  • 【時短レシピ】忙しい朝でもOK! 10分で完成する絶品和定食
  • 子供ひとりでも作れる 包丁&火を使わない、生チョコケーキ
  • 『本格カルボナーラ』材料3つで簡単に! お店みたいなメニューが作れちゃう

②トレンドを意識した動画

ファッションやフードに流行があるように、YouTubeの動画にも再生回数が伸びやすいトレンドがあります。2007年以降に投稿が始まり爆発的なブームとなった「踊ってみた」シリーズや、2019年に動画投稿数が増加した「ASMR」のように、その時々で話題になっている動画を制作するのも再生回数を上げる工夫のひとつです。

2020年前半に動画投稿を始める場合、現在大きなトレンドとなっている「ルーティン」動画にチャレンジするのもおすすめです。

ルーティン動画は日々の何気ない瞬間を一連の流れにしたもので、動画投稿者の“人となり”が見え、投稿者をより身近に感じられるとして幅広い世代で人気を呼んでいます。撮影場所も自宅を利用でき、特別な準備も必要ないので、初心者でも始めやすいジャンルのひとつです。

Hanaco-ハナコと暮らし-」は、日々の暮らしに関する動画を「ルーティン」や「Vlog」(Video blogの略称)として投稿しており、チャンネル開設から1年ほどで12万人以上のチャンネル登録者を達成しています。

顔出しはしていないものの、テロップ表示や語りを取り入れることで視聴者が投稿者に親近感を覚えるよう工夫が施されています。

また、撮影手法にもトレンドがあります。カメラ目線で訴えかけるような画面作っていたり、テロップを入れていたりと、登録者の多いチャンネルには撮影手法のトレンドが詰まっているので研究してみましょう。

視聴時間を伸ばすポイント

画像: 画像:iStock.com/ pressureUA

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③再生リストを作成する

チャンネルの固定ファンを獲得するためには、複数の動画を見てもらう必要があります。それぞれが関連する動画を「再生リスト」にまとめるとリスト内の動画が順番に再生されるため、視聴者が操作することなく複数の動画をスムーズに連続視聴してもらうことが可能です。自身のチャンネルが持つ魅力やオリジナリティを発信するために活用してみましょう。

④「カード」を使って視聴者を新着動画に誘導する

広告の種類解説にも登場した「カード」は、動画にクリック可能なバナーを追加できるシステムです。広告を出すだけでなく、自分の他の動画や再生リストへの誘導にも使用することができます。

クリエイターアカデミーによると、投稿者の多くがカードを有効に活用して総視聴時間の増大につなげているようです。視聴者を他の動画に誘導するカードを動画の最後に追加する手法が特に効果的とされています。

軌道に乗り始めたら…

画像: 画像:iStock.com/ Alessandro Biascioli

画像:iStock.com/ Alessandro Biascioli

⑤コラボレーションをする

動画投稿を始めたばかりの頃は、特定のジャンルに絞って動画制作をする方が動画を作りやすく、ファンを増やしやすいということを説明しました。

その後、チャンネル登録者数や再生回数が伸び始めたら、新しいジャンルでの動画投稿にチャレンジしてみても良いでしょう。

ほかのYouTuberとのコラボレーションは、自分のチャンネルだけではできない企画の実現や新たなファンの獲得が期待できます。コンテンツの幅を広げるためにも、双方のブランドを活かした新たな企画を考えてみましょう。

かの/カノックスター」は、食べる動画や旅行動画を中心に投稿しており、チャンネル開始から1年半ほどでチャンネル登録者は78万人を超えています。著名YouTuberとのコラボレーションで、新たなファンを増やしています。

YouTubeへの動画投稿で最低限確認しておきたい注意点

画像: 画像:iStock.com/ ChristianChan

画像:iStock.com/ ChristianChan

世界中の視聴者に動画を届けるYouTubeは、権利侵害や誰かの不安を煽るような動画を投稿しないように十分配慮する必要があります。

著作権侵害に気をつける

「著作権」は音楽や動画等の作品の制作者に与えられる権利です。制作者の承諾を得ずに無断で作品を使用した場合に著作権の侵害となってしまう可能性があります。

好きな曲を流したり、友人が撮影した映像を無断で流したりと、知らないうちに著作権侵害を犯してしまうケースもしばしばあります。

個人情報を特定されないようにする

YouTubeに限らず、インターネット上で個人情報を公表するのは非常に危険です。氏名や住所が特定されないように配慮していたとしても、商品を購入した店舗名や帰り道の映像によって、意図せず情報が流出してしまう可能性もあります。個人情報に関する部分はカットする、もしくはモザイク加工をして対策を行いましょう。

その他の注意点

性的なコンテンツや暴力的で生々しいもの、大ケガにつながるような危険な行為、民族・性別などに関するヘイトスピーチ、脅迫・いやがらせ・なりすまし・詐欺行為などは、YouTubeのポリシーとして投稿が許可されていません。注目を集めるために過激な内容になりすぎないように注意し、ルールに従いましょう。

YouTubeに関して何らかのトラブルが生じた場合には「不適切なコンテンツの報告」や「プライバシー侵害の申し立て」を行えますが、原則は当人同士の解決となります。動画を投稿する際は、トラブルに繋がるような要素はないか事前に精査しましょう。

その他のYouTube収益化方法

画像: 画像:iStock.com/ oatawa

画像:iStock.com/ oatawa

動画投稿者としてチャンネル登録者数やファンがついたあとは、広告以外の方法で収益化にチャレンジするのも一案です。視聴回数が安定してきたら、新たなステージとして下記の収益化の方法を実践してみてはいかがでしょうか。

Super Chat、Super Stickers

ウェブカメラを使ってリアルタイムで視聴者と交流する「ライブストリーム」や、動画の投稿時刻を指定することによって視聴者とクリエイターが新しい動画を一緒に楽しむことのできる「プレミア公開」には、動画ごとに動画投稿者と視聴者がメッセージを書き込める「チャット」が用意されています。

視聴者はチャット上でメッセージを目立たせる「Super Chat」やスタンプ「Super Stickers」を課金アイテムとして購入することができます。課金額の一部が動画投稿者に支払われます。

チャンネルスーパーシップ

「チャンネルスーパーシップ」は、視聴者がチャンネルメンバーとなるための料金を毎月支払うことで、メンバー限定のバッジ・絵文字・その他アイテムなどの特典を利用できる制度です。適用されるには、「チャンネル登録者3万人以上」「子ども向け動画ではない」「18歳以上」など、様々な最低要件があります。

「YouTube Premium」ユーザーからの収益

2018年11月より開始された「YouTube Premium」は、視聴者が毎月1,180円を支払うと広告の非表示などの機能が備わる有料サービスです。

月額料金の一部が視聴回数に応じて動画投稿者に分配されており、視聴回数が多いほど分配される金額が増加するしくみです。

企業のサポート

有名YouTuberの中には企業が直接サポートして動画を発信したり、オリジナルグッズを開発したりする「タイアップ案件」もあり、収益化の別の形として可能性が広がっています。

未来あるコンテンツで、新しい収益を生み出そう!

働き方改革により「副業」が浸透し始めているなか、YouTubeへの動画投稿は、本業と別に収入を増やすために始めやすい手段のひとつとして注目されています。

一方でその手軽さから、YouTuberが増加し“戦国時代”に突入している厳しい状況ではありますが、工夫して戦略的に動画を制作し、挫折せずに地道に発信していくことによって初心者でも広告収入を得られるチャンスは残されていると思います。自分のスキルや知識を活かして、楽しみながら収益を生み出していきましょう。

この記事を書いた著者

山本 杏奈

高知県生まれ、東京都在住。
2016年、金融機関に入社。本店営業部勤務を経て、独立。
現在は「働く女性」や「共働き世帯」をターゲットにしたマネー記事を始め、児童向け書籍やライフスタイル誌などで多数執筆している。

この記事の監修者

大井 あゆみ

エディット合同会社代表。「立川経済新聞」「シンガポール経済新聞」他ウェブメディアの編集長を歴任後、現在はメディア立ち上げ支援やウェブメディアコンサルティングのほか、SNS・YouTubeチャンネル運営改善なども手がける。
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