近年、学校での金融教育が進み、「お金の使い方」や「投資の基礎知識」を学ぶ機会が増えています。そうした世代が、いよいよ新社会人として社会に出る時代になりました。⠀

そこで今回は、2026年4月に新卒入社したばかりの新社会人にアンケートを実施。投資への関心や初任給で始める意向、さらには「どこで知識を得ようとしているか」まで、同世代のリアルな投資事情に迫ってみました!

Q1. 新社会人の86%が投資に興味あり。金融リテラシーの高さがうかがえる結果に

まずは気になる、新社会人の投資に対する関心度を調査。投資に「非常に興味がある」は57.5%、「やや興味がある」は28.8%で、合わせて86.3%が投資に関心を持っていることがわかりました。

画像: Q1. 新社会人の86%が投資に興味あり。金融リテラシーの高さがうかがえる結果に

金融教育を受けている世代であることに加え、新NISAの普及や老後の資金準備への関心の高まりを背景に、資産形成への意識が若い世代にも広がっていることがうかがえます。また、下記のコメントが複数あったことから、社会に出たばかりの新社会人でも、将来への不安や備えを意識していることも、あらためて確認できました。

回答者コメント
「老後のことを考えると、(給与の収入だけでは)資金が不足しそうで心配」(男性)

一方、「あまり興味がない」「まったく興味がない」はそれぞれ6.8%にとどまっており、投資への関心が低い層は、かなりの少数派といえそうです。

Q2. 興味が強いほど行動する傾向に。「非常に興味がある」層の95%が初任給での投資を予定

つぎに、投資に興味があると答えた63人に「初任給の一部を使い投資を行う予定はありますか?」と聞いたところ、なんと「投資を行う予定がある」が85.7%(54人)と大多数を占めました。

画像: Q2. 興味が強いほど行動する傾向に。「非常に興味がある」層の95%が初任給での投資を予定

興味度との関係を見ると、「非常に興味がある」と回答した42人のうち40人(95.2%)が「予定あり」と回答。一方、「やや興味がある」21人では14人(66.7%)にとどまっており、興味の強さが行動意欲に直結している様子がうかがえます。「やや興味がある」層の残り7人は「予定なし」または「わからない」と回答しており、関心はあるものの、まだ一歩踏み出せていない様子もうかがえます。

回答者コメント
「インデックスでコツコツと投資をする予定」(女性)
「(投資をするにあたり)基本的に情報を疑うことから始めるつもり」(男性)

このように回答者コメントからは、これから投資を始める新社会人の、慎重な姿勢も伝わりました。

Q3. 投資の知識はどこで得る? 専門家とYoutubeが拮抗、男女で傾向に差も

投資への意欲が高い新社会人ですが、投資の知識をどこで得ているのでしょうか。

全員に「信頼できる情報収集の手段」を選択式で聞いたところ、興味深い結果が得られました。

画像: Q3. 投資の知識はどこで得る? 専門家とYoutubeが拮抗、男女で傾向に差も

最多は「FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する」43.8%でしたが、「YouTubeなどSNSの投稿を見る」42.5%がほぼ同率で続きました。専門家への相談と無料の動画コンテンツがほぼ横並びという結果は、一見意外に思えるかもしれません。

回答を大きく分けると、「専門家・機関に頼る派」(FP、金融機関)と「自分で情報収集する派」(YouTubeなどのSNS、書籍、AI)の両方が選ばれており、多くの新社会人が複数の手段を組み合わせて情報を集めようとしていることがわかります。

一方、男女別に見ると傾向の差が鮮明でした。YouTubeなどのSNSを選んだ31人のうち男性が74.2%(23人)を占めた一方、FPを選んだ32人では女性が68.8%(22人)と多数派に。男性は動画コンテンツやSNSで自己学習する傾向が強く、女性は専門家への相談を好む傾向がみられました

また、AIを選んだ割合が27.4%に上ったことも注目点です。男女比はほぼ半々(男性55%・女性45%)で、性別を問わず「まず気軽に聞ける相手」としてAIを位置づけている新社会人が一定数いると推測されます。

さらに、投資への興味が「非常に高い」層ほど積極的な情報収集をしていることも見えてきました。YouTubeを選んだ人の77.4%、AIを選んだ人の70.0%が「投資に非常に興味がある」と回答しており、意欲と情報収集の行動が連動していることがうかがえます。

Q4.「踏み切れない」少数派の声。手取りと知識、2つの壁

初任給で投資を行う予定の人が8割以上いる一方、投資の「予定はない」と答えた人も全体の1割いました。その理由とは?

画像: Q4.「踏み切れない」少数派の声。手取りと知識、2つの壁

最も多かったのは「投資の知識がなく、何から始めればよいかわからないから」で71.4%(5人)。次いで「手取り額が少なく、投資に回す余裕がないから」「元本割れなど投資のリスクが怖いから」がそれぞれ14.3%(1人)でした。

回答者コメント
「給与から投資に回す余裕はない」(男性)
「投資についてよく理解できていないので、まずリスクが怖いと感じてしまう」(女性)
「とにかく(投資は)難しいという印象がある」(男性)

「給与から投資に回す余裕はない」という声もありましたが、最も多かったのは知識や理解不足に関する回答でした。投資への関心はあるものの、「何から始めればよいかわからない」「リスクが怖い」という不安が、踏み出せない主な理由になっているようです。

新社会人の投資意欲は高いが、学び方と資金準備がカギ

今回のアンケート調査から、つぎのような傾向が見えてきました。

【まとめ】

  • 新社会人の86.3%が投資に興味あり、さらに「非常に興味がある」が57.5%と過半数。
  • 投資に興味がある人の85.7%が初任給からの投資を予定しており、興味が強いほど行動意欲も高い傾向がある。
  • 情報収集手段はFPへの相談(43.8%)とYouTube(42.5%)がほぼ同率で拮抗。男性はYouTube、女性はFP相談を重視する傾向が見られた。
  • AIを学びの手段として選ぶ人も27.4%おり、男女問わず新しい情報収集手段として定着しつつある。
  • 踏み出せない少数派の主な理由は「知識不足」(71.4%)と「手取りの少なさ」(14.3%)の2点。

全体として、金融教育を受けてきた世代らしく、投資への関心は高く、学び方も多様化していることが浮き彫りになりました。一方で、「難しい」「リスクが怖い」という声も根強く、意欲と不安が共存している様子がうかがえます。

初任給の使い道を考えるタイミングで、投資や貯蓄についても一度整理してみるのもよいかもしれません。まずは自分の収入と支出を整理して、無理のない範囲で資産形成の第一歩を踏み出すことを検討してみてはいかがでしょうか。不安な点は、FPに相談してみることも選択肢のひとつです。あんしん生命には無料で相談できるライフパートナーが在籍していますので、ぜひ活用してみてください。

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