何かと出費が多い年末年始。中でも頭を悩ませるのは、お年玉ではないでしょうか? 毎年のことながら「誰にあげたらいい?」「どのくらいの金額が適切?」などと疑問が多いものです。

この記事では、お年玉の相場や渡す相手などについて、ファイナンシャルプランナーの小峯洋子さん監修のもと、お年玉に関する疑問やマネー教育への生かし方と併せてご紹介します。

※この記事は、2022年10月28日に更新しています。

この記事の監修者

小峯 洋子(こみね ようこ)

FP事務所 はっぴーまねープランニング・代表
宅地建物取引士、二級建築士の資格を持ち、不動産会社や住宅メーカーで働く中、人生の資金計画の重要性に気がつく。夫の転勤を機にいったん専業主婦になり、その間にファイナンシャル・プランナー資格を取得。2014年にFP事務所を立ち上げた。自身の子育てを通じ、生きる力をつけるためには子どもの頃からお金と上手に付き合うトレーニングをしたほうがいいと実感。子育て層向けに、親子で一緒に楽しみながらお金に関して学べる講座を開催している。

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お年玉はなぜあげる? まずは意味と意義を知ろう

画像1: 画像:iStock.com/visualspace

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そもそもお年玉とは、どんな由来があり、現代まで伝わる慣習になったかをご存じですか? かつてお年玉は、お金ではなくお餅でした。お正月には歳神を迎えるため鏡餅を供えますが、鏡餅には年神様の霊魂が宿ると考えられていました。そのお餅を家長が子どもに分け与える習慣があり、それが“御歳魂”と呼ばれていたそうです。その後、お餅は品物やお金に変わっていきました。

このような経緯で、年長者から子どもへ金銭などをあげる行為としてお年玉が定着してきたわけですから、1年の始めに家族が集い、子どもたちの成長や幸せを願う気持ちを込めて渡したいものです。

お年玉は、子どもが一度に手にするには大きな金額ですから、使い方や貯め方について考えるいい機会にもなります。

なお、お年玉に関する基本的なマナーや正しい包み方、新札の準備については、以下の記事でご紹介しています。チェックしてみてください。

【関連記事】お年玉をあげるべき相手は? 喪中のお年玉はどうする? お年玉の基本マナーについて詳しくはこちら

【関連記事】お年玉の正しい入れ方、紙幣の折り方、紙幣・硬貨のオモテ・ウラの図解はコチラ

【関連記事】お年玉に新札を準備できない場合どうすればいい? 詳しくはコチラ

世間ではお年玉を誰に、いつからあげているの?

画像: 画像:iStock.com/laymul

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初めてお年玉をあげる時、子どもの年齢が上がってきた時の金額や、やめ時など、迷うことは多いですよね。

そんな時に参考になるのは、やはり世間のデータでしょう。住信SBIネット銀行が3,667名に行った「お年玉に関する意識調査 2020」1)と、3,211名に行った「お年玉に関する意識調査 2021」2)をもとに確認していきましょう。

お年玉は誰にあげている? 最も多いのは「甥・姪」

〈図〉お年玉をあげる相手

画像: お年玉は誰にあげている? 最も多いのは「甥・姪」

本調査は対象者が10〜70代と幅広いですが、お年玉をあげる相手として最も多かったのは、58.6%の「甥・姪」です。これに43.6%の「自分の子ども」、18.0%の「甥・姪以外の親戚の子ども」が続き、お年玉をあげる相手は基本的に親族だとわかります。また、「親」にあげている方も11.3%いますが、決して多くはありません。友人の子どもなどが含まれる「その他」は4.6%とかなり少数であることがわかります。

お年玉をあげ始めるのは何歳から? 「0歳」「小学生」が多数派

〈図〉お年玉をあげ始める年齢

画像: お年玉をあげ始めるのは何歳から? 「0歳」「小学生」が多数派

お年玉をあげる相手で多かった「甥・姪」と「自分の子ども」へは、何歳からお年玉を渡しているのでしょうか。「甥・姪」で多かったのは、「0歳」の32.3%。続いて「小学生」の21.8%という結果になりました。また、「自分の子ども」へは、「小学生」の29.6%が最も多く、「0歳」の18.6%が続きます。生まれて初めてのお正月、もしくは小学生になってからを節目と考えている方が多いことがわかりました。

お年玉はいくらあげる? 年代別の相場をチェック

〈図〉あげるお年玉の金額

画像: お年玉はいくらあげる? 年代別の相場をチェック

最も気になる金額の相場は、やはり年齢が上がるにつれて上がる傾向にあります。「小学生未満」「小学生」「中学生」「高校生」「大学生・専門学生等」の、それぞれの相場を見ていきましょう。

小学生未満は「1,000円以下」が多数

小学生未満の子どもへは「1,000円以下」が最も多く、「1,001円〜3,000円」は30%以下、「3,001円〜5,000円」は20%以下と、金額が上がるほど割合が少なくなる結果になっています。

小学生は「1,001〜5,000円」程度。学年で変動あり

小学生は、低学年だと「1,001円〜3,000円」、高学年だと「3,001円〜5,000円」が多く、学年が上がると増額する方が多いことがわかります。

中学生は「5,001〜10,000円」の割合が最も多い

中学生は「5,001円〜10,000円」が最も多く50%弱となっていますが、「3,001円〜5,000円」も30%以上を占めています。

高校生は「5,001〜10,000円」が半数以上

高校生になると「5,001円〜10,000円」を50%以上が占めており、つぎに多いのが20%以上の「10,001円〜30,000円」。20%には満たないものの、「3,001円〜5,000円」を選択する方も一定程度います。

大学生・専門学生は高額になるが、30,001円以上は少数

大学生・専門学生等は「5,001円〜10,000円」が最も多く、続いて「10,001円〜30,000円」を30%以上の方が選択。30,001円以上のお年玉は少数でした。

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迷った方は必見! お年玉の金額・形式を決める3つのステップ

お年玉は慣習であるため、全ての場合にあてはまる“正しい金額”や“正しいあげ方”があるわけではありません。だからこそ、あげるべきか、いつからいくらあげるのかなどと迷うものです。

そこで、ここではお年玉を“あげる基準”を作るために参考となる考え方を、3つのステップに分けてご紹介します。

【ステップ1】お年玉を“誰に”あげるかを決める

画像2: 画像:iStock.com/visualspace

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まずは、お年玉を誰にあげるかを決めましょう。お正月には親族の集まりのほか、友人家族との新年会もあるものです。「会う子ども全員にあげたほうがいいの?」と迷っている方は、つぎの方法を参考に、あげる相手を決めましょう。

〈表〉“誰に”あげるかを決める方法

(1)「お年玉の由来」を基準に決める
(2)「世間の傾向」を基準に決める
(3)「子どもの親同士」で相談して決める

冒頭で説明したとおり、(1)お年玉の由来は家長から正月に集まった家族にあげる鏡餅です。このことを考慮すると、お年玉は親族間でのやり取りが自然でしょう。

また、(2)世間の傾向を調査データ1)から見てみると、あげる相手の上位は「甥・姪」(61.3%)、「自分の子ども」(42.6%)、「甥・姪以外の親戚の子ども」(20.0%)です。お年玉は、家族・親戚間のやり取りと考えるのが一般的です。

ですから、毎年誰にあげたらいいのか迷うなら、(3)「子どもの親同士」で相談してルールを決めるといいでしょう。親族間で一度話し合っておけば、お互いにすっきりと渡し合うことができます。

お年玉は親族間でのやりとりが一般的だとわかっていても、友人の子どもにお年玉を渡したいと考えることもあるでしょう。その場合も親に同意が得られれば、あげても差し支えありません。

【ステップ2】お年玉の“金額”を決める

画像: 画像:iStock.com/gaffera

画像:iStock.com/gaffera

つぎにお年玉の金額を決めていきます。一般的に子どもの年齢によって金額を変えるという傾向がみられますので、それを踏まえながら以下の4つの基準でお年玉の金額を考えていきましょう。

〈表〉お年玉の“金額”を決める方法

(1)「年代別の世間の傾向」を基準に決める
(2)「年齢別の計算式」を基準に決める
(3)「子どもの親同士での相談」を基準に決める
(4)「地域・家庭の慣習」を基準に決める

(1)世間の傾向としては、下記のような相場です。年代ごとで区切っているため、毎年少しずつ金額を上げてもいいでしょうし、「小学生のうちは○○円」と定めるのもいいでしょう。

〈表〉各世代のお年玉の相場2)

世代お年玉の相場
小学生未満1,000円以下
小学校低学年(1〜3年生)1,000円〜3,000円
小学校高学年(4〜6年生)3,000円〜5,000円
中学生5,000円〜10,000円
高校生5,000円〜10,000円
大学生・専門学生等5,000円〜10,000円
※住信SBI証券の調査データより、各年代で多かった金額レンジを参考に提示

「シンプルな計算式があれば、楽なのに…」と思いますよね。たとえば「年齢×500円」として計算した場合の一覧表は下記のとおりです。

〈表〉年齢×500円として計算した場合の金額

年齢金額
0歳0円
1歳500円
2歳1,000円
3歳1,500円
4歳2,000円
5歳2,500円
6歳3,000円
7歳3,500円
8歳4,000円(※)
9歳4,500円(※)
10歳5,000円
11歳5,500円
12歳6,000円
※忌み数なので避けましょう。

世間の傾向と必ずしも一致していませんが、シンプルに考えたい方には使い勝手がいいかもしれません。

つぎの方法としては、(3)子どもの親同士での相談です。親戚間であげる金額に差がありすぎると、気を使ってしまいますので、子どもの祖父母も含め、事前に話し合ってルールを決めておくと、悩むこともなくスムーズです。本コラムの監修者・小峯さんのご家庭の例をあげると、未就学児は年齢×100円、小学生になったら学年×1,000円と決めています。

なお、(4)地域・家庭の慣習も考慮したいポイントです。たとえば、沖縄ではお年玉を子ども一人につき一律1,000円としている家庭が多いそうです。このように地域ごとの慣習があるなら、それに合わせるといいでしょう。また、家庭ごとの慣習もあるかもしれません。あらかじめ確認しておくと安心です。

【ステップ3】お年玉の“形式”を決める

画像: 画像:iStock.com/Wako Megumi

画像:iStock.com/Wako Megumi

3つめのステップとして、お年玉の“形式”を決めていきましょう。大きく4つの形式に分けられます。

〈表〉お年玉の主な“形式”

(1)現金
(2)図書券などの金券
(3)品物
(4)キャッシュレス

最も一般的なのは(1)現金です。お金の意味や大きな桁の数字が分かる年齢であれば、実際に手に取って、いただいた金額の重みやありがたさが実感できることでしょう。

つぎに、好きなものが何でも買える現金ではなく、「本を読んでほしい」「参考書を買って勉強をしてほしい」など、贈る側の希望を込めて渡したいのなら、(2)図書券などの金券がいいでしょう。

もちろん、おもちゃや本、習い事で使う道具などのように、(3)品物をお年玉の代わりにプレゼントするのもいいです。特に子ども自身が、まだお金の価値がわからないくらい幼いうちは、このほうが喜んでもらえるかもしれません。

そして、今後登場してきそうなのが、(4)キャッシュレスによるお年玉です。実質的には現金で渡すことと同義ですし、今後大人がキャッシュレス化していくことを考えると、子どものお年玉もキャッシュレス化していくことが予想されます。

キャッシュレスでのお年玉についてはすでに「ポチ袋を準備しなくて楽」「離れていても送りやすくていい」など、そのメリットを挙げる声が増えてきています。その半面、「お年玉は現金で直接渡したほうが、ありがたみがあっていい」という現金派が多いのも事実です。

今後キャッシュレスでお年玉を渡すことの普及具合がどのように変化していくか、注目していきたいところです。

子どもがお年玉をもらった時の教育への生かし方

ここまでは“お年玉をあげる側”のお話でしたが、今度は、“もらう側”の親の観点で話を進めてみましょう。子どもたちが一度に大きなお金を手に入れるお年玉は、マネー教育を行ういいチャンスにもなります。もらった時の対応とお金の使い方の2つの視点でご紹介します。

【礼節編】必ず感謝を伝えるよう、習慣づけよう

画像3: 画像:iStock.com/visualspace

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お年玉をもらった時は、必ず「ありがとうございます」とお礼を言うように教えましょう。当たり前のようですが、小さな子どもは悪気なく、お礼の言葉を忘れてしまうこともありますし、ポチ袋を奪い取るように受け取ってしまうこともあります。

こんな時は、親御さんも周囲の大人も、子どもに“どう振る舞えばいいのか”を教えるようにしましょう。もしいただいた相手の気分を害してしまったようなら、まずは親が謝罪し、子どもには何が非礼だったのかを説明して謝罪と共に改めてお礼の言葉を言うように促しましょう。

【マネー教育編】“お年玉会議”で使い方を学ばせよう

画像: 画像:iStock.com/PRImageFactory

画像:iStock.com/PRImageFactory

お年玉をもらったあと、マネー教育の一環として、親子で“お年玉会議”を行うのがおすすめです。会議の目的は、「お年玉をどのように使うか・管理するか」です。お金の計画的な使い方を考えて、実践していくようにしましょう。

ここでは、このコラムの監修を担当したFP・小峯さんが開催している親子マネー講座の内容を一部ご紹介します。

まずは、お金を使う時期ごとに「短期」「中期」「長期」に分類します。「短期」は普段の生活に使うお金で、お財布や貯金箱に入れておくものです。

「中期」は子どもが残高を管理できる預金にします。金額の張る欲しいものを買う時に使います。銀行預金からおろすというひと手間があることで、本当に欲しいものかをじっくり考えることができます。

「長期」は親が管理する子ども用の預金です。将来の大きなお金がかかる時期に備えておくことを子どもに伝えて親が預かります。預かったお金は、出産祝いや入学祝いなどと共に子どもそれぞれの名義で貯めていきましょう。

こうした時間軸で考える“貯め方”に加えて、ニーズ・ウォンツの考え方(必要なもの・欲しいものを分類して考える方法)や、寄付やプレゼントなど、“使い方”に関しても学んでいきます。

なお、こうしたお年玉会議で話し合ったあと、具体的な使い道は、本人に任せましょう。その結果たとえば、使いすぎてあとからお金が足りなくなるなどの失敗をしても、それは本人にとって学びになります。むしろ、子どものうちの小さな失敗の積み重ねが、将来の大きな失敗を防ぐことにつながっていくことでしょう。

〈表〉お金の使い方による3分類

分類使い道管理方法
短期日常の買い物
月々のお小遣いの補填
お財布、貯金箱
中期貯めてから買う
金額の張る欲しい物のため
子ども自身が残高を管理できる口座
長期将来のため親が管理する口座

疑問が尽きない! お年玉のお悩みQ&A

お年玉は、お金のやり取りにもかかわらず、誰もが納得する、確立された決まりがないので悩みが尽きないものです。そこで、お年玉に関するよくある疑問を用意しました。今後、お年玉をあげる時の参考にしてみてください。

Q1.自分の子どもと甥や姪、あげる金額は同じでいい?

画像: 画像:iStock.com/inomasa

画像:iStock.com/inomasa

同じ場面で渡すなら、ルールがあればそれに従い、同じ年齢の子どもなら金額を揃えるほうがいいでしょう。しかし、子どもに対する普段からのお金の渡し方は家庭によって異なります。

たとえば、日頃のお小遣いは渡さず、お年玉が子どもにとって唯一の収入で、年間計画を立てて使う方針のご家庭があるとしましょう。このような場合、甥や姪と同額では足りないかもしれません。そんな時は、家に帰ってからお年玉会議を開き、話し合った結果、必要となればプラス分の金額を渡す方法も考えられます。

Q2.生まれたばかりの赤ちゃんにお年玉は必要ない?

画像: 画像:iStock.com/kuppa_rock

画像:iStock.com/kuppa_rock

前述のとおり、「0歳」からお年玉を渡す方は少なくありません。しかし、赤ちゃん自身はお金の意味はもちろん、もらったことすらわからないですから、お年玉といいつつ、これから子育てにお金がかかる親御さんへの応援の気持ちを渡しているという意味合いが強いと考えられます。

そのため、子ども自身に贈りたいと考えるならば、お金の意味がわかる歳になるまでは、お金ではなく、絵本などの品物を買ってプレゼントするのもいいでしょう。もらう側の親も「赤ちゃんのことを考えて選んでくれた」と感じられ、お金よりも気持ちが伝わることもあります。

Q3.親にお年玉をあげたい時、どうすればいい? 相場はあるの?

画像4: 画像:iStock.com/visualspace

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お年玉は、由来から考えても「目下の人へあげる」のが基本です。そのため、自分の両親にあげたいのなら「お年賀」(年始の挨拶をする時に渡す品物)として贈りましょう。お正月は日頃の感謝を伝えるいい機会です。あくまでも“気持ち”なので、金額に決まりはありません。もちろん、お金ではなく、「いつもありがとう。今年も元気で過ごしてね」という言葉を伝えたり、品物を贈ったりするだけでもご両親は喜ぶはずです。

Q4.お正月に会わない相手にも、お年玉をあげたほうがいい?

画像: 画像:iStock.com/kokoroyuki

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お正月に会う機会がない子どもにも、楽しみにしているだろうから渡したいという気持ちがあるなら、何らかの方法で渡すといいでしょう。

中高生になって、親戚の集まりに顔を出さなくなったけれど、会って渡したいという声も聞かれます。そこで「お正月に家族の集まりに参加すれば、お年玉がもらえる」というスタンスにしておくのも一案です。動機は不純かもしれませんが「お年玉がもらえるから行こう」という気持ちになるかもしれません。

また、親戚同士で集まらない家族もいるでしょう。お正月以降のタイミングで会えそうなら、その時にお小遣いとして渡しましょう。会わないけれど渡したい場合は、メッセージを添えて現金書留で送るのもいいでしょう。

お年玉は、子どもがお金を考える機会にしよう

お年玉は、ほかの慶事のお金のやり取りよりは堅苦しく考えなくて大丈夫です。あなたなりの気持ちが伝わるように渡しましょう。相手の重荷にならないよう配慮すれば、自分の納得する渡し方で問題ありません。

一方で、お年玉は子どもにとってはお金について考える、とてもいいきっかけになるイベントです。お金の大切さを感じてもらい、使い方や貯め方を考えるのと同時に、一年の目標や将来の夢と絡めて、親子で話す時間を楽しんでみてください。

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