★このテストでわかること★
各質問で自分に当てはまる答えを選び、“得点”を足しあげてみましょう。「お金が貯まる人」の条件のひとつである「お金の出入りに対する敏感度」がわかります。
Q1.レジ前に並んでいるお菓子をつい買ってしまう?
《解説》
なぜかお金が貯まらない! という人に多いのが、コンビニでのちょこちょこ買い浪費。1回の金額は小さくても積もり積もれば月1万円近くなってしまうことに、十分注意すべきでしょう。レジ前に並ぶチョコなどのお菓子や和スイーツをつい手にしてしまう人も多いと思いますが、本当に食べたいのかを、自分の心に問いかけてから購入するよう心がけてみてはいかがでしょう?
Q2.買い物をしたあとで、レシートをもらっている?
《解説》
レシートをもらう習慣があるなら、お金の出入りに敏感な人になれる見込みがあるといえるかもしれません。最近はPayPay、楽天ペイなどのキャッシュレス決済で購入する人も増えてきました。キャッシュレス決済は購入履歴がいつでも見られるなどメリットも大きい決済方法ですが、レシートと同様に購入履歴をまったく見ないのであれば、支出に意識が向いていないので、お金が貯まらないタイプの人といえるでしょう。
Q3.会計時に、予想していた金額と実際の支払額の差に驚いたことがある?
《解説》
小額の商品が多いため、コンビニだとつい個別の金額を気にせず買い物をしてしまうことがありがちですが、お金の出入りに敏感な人なら、買い物の合計額をだいたい把握しているものです。また、キャッシュレス決済を使っていると一見スマートに見えますが、支出に鈍感になってしまう場合もあるので要注意。お金をチャージする形式のキャッシュレス決済を使用する場合は、月の予算を決めてその範囲内で支出するといったルールを決めておくと、使いすぎを防ぐことができます。
Q4.キャッシュレス決済する際、残高を確認している?
《解説》
キャッシュレス決済は手軽に支払いができる点がメリットですが、それだけに使い過ぎには注意したいところ。利用履歴を小まめに確認するのはもちろん、決済時に残高を確認する習慣を身につけておくようにしましょう。収支を把握するだけでも、無駄使いの防止に役立ちます。残高を確認しなくても使えるオートチャージ機能を利用している場合は、特に収支の把握を心がけてください。
Q5.現金の引き出しに、コンビニのATMを使う頻度はどれくらい?
《解説》
コンビニのATMはとても便利な存在ですが、そのぶん手数料が高めな点に注意しておきたいところ。時間帯によって手数料が異なる点に注意しつつ、急を要する場合のみに利用するなど、上手に利用してください。キャッシュレス決済の浸透で現金を用意するケースも少なくなりましたが、まだまだ現金でしか決済できないシーンはたくさんあります。毎月一度にまとめて現金を引き出せば、その都度余計な手数料を払う心配もありません。
【診断結果】
点数 | 評価 |
---|---|
0~2点 | 今のままでは一生お金が貯まらない人かも…… |
3~5点 | 自分の金銭感覚を見直すなら今がチャンス! |
6~8点 | なかなかの金銭感覚。その調子で頑張りましょう! |
9~10点 | ズバリ、お金が貯まるタイプの人間です!! |
【まとめ】
お金が貯まる人の条件はいくつかありますが、その中でも初歩中の初歩といえるのが、お金の出入りに対して敏感であることでしょう。日常的に利用するコンビニほど、その傾向が出がちなので、今回のテスト項目を考えてみました。
「お金を貯める」ためには、収入を増やす、支出を減らすという2つの努力が必要。このうち、習慣の見直しで改善できるのは、支出を減らすことです。支出を減らすための第一歩は、自分が何にどれだけお金を使っているのかを、きちんと把握すること。支出の内訳を常に把握する習慣を身につければ、無駄使いの抑止に役立つだけでなく、必要なものに必要なだけお金を使うこともできるようになります。
また、「必要なものに必要なだけお金を使うこと」が意識できるようになれば、「必要なお金」を用意するための「貯金」に対する意識も高まることでしょう。
この記事の監修者
頼藤太希
Money&You代表取締役/マネーコンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』や『Mocha(モカ)』を運営すると同時に、マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『投資信託勝ちたいならこの7本!』(河出書房新社)、『入門 仮想通貨のしくみ』(日本実業出版社)など著書多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)、日本アクチュアリー会研究会員。
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