この記事では、ファイナンシャルプランナーの小峯洋子(こみねようこ)さん監修のもと、入園・入学祝いの相場や渡す相手などについてご紹介します。
【入学祝いの相場一覧】祖父母・親戚・友人からいただいた金額は?
初めて入学祝いを贈る機会に直面した時はもちろん、対象となる子どもが幼稚園、小学校、中学校、高校と進学するにつれ、それぞれどのくらいの金額にするべきか迷ってしまうもの。
そんな時に参考になるのは、やはり世間の相場です。カタログギフト事業を展開する「リンベル」が、入学祝いをもらった両親400名を対象に行なった調査1)を見てみましょう。
なお、対象となる子どもとの関係性によって、相場はかなり違うものです。そのため、お祝いをいただいた相手が「祖父母」「祖父母以外の親戚」「友人」のいずれだったのかを分けて示します。
(1)幼稚園・保育園の入園祝い
祖父母から | 祖父母以外の親戚から | 友人から | |
---|---|---|---|
3,000円未満 | 0.9% | 5.9% | 12.5% |
3,000円〜5,000円未満 | 3.5% | 11.8% | 22.5% |
5,000円〜1万円未満 | 17.9% | 34.9% | 50.0% |
1万円〜2万円未満 | 32.3% | 26.6% | 7.5% |
2万円以上 | 45.5% | 20.7% | 7.5% |
幼稚園や保育園の入園祝いで多かった金額は、祖父母からは「2万円以上」で45.5%。祖父母以外の親戚からは「5,000円〜1万円未満」で34.9%、友人からも「5,000円〜1万円未満」が50.0%という結果でした。当然ながら、関係が深い順で金額が高くなる傾向になっています。
(2)小学校の入学祝い
祖父母から | 祖父母以外の親戚から | 友人から | |
---|---|---|---|
3,000円未満 | 2.0% | 3.8% | 7.5% |
3,000円〜5,000円未満 | 2.5% | 8.2% | 30.0% |
5,000円〜1万円未満 | 14.0% | 34.6% | 37.5% |
1万円〜2万円未満 | 25.2% | 33.5% | 15.0% |
2万円以上 | 56.3% | 19.8% | 10.0% |
小学校の入学祝いで多かった金額は、祖父母からは「2万円以上」で56.3%と過半数に。祖父母以外の親戚からの金額で多かったのは「5,000円〜1万円未満」34.6%・「1万円〜2万円未満」33.5%、友人からの金額で多かったのは「3,000円〜5,000円未満」30.0%・「5,000円〜1万円未満」37.5%でした。
(3)中学校の入学祝い
祖父母から | 祖父母以外の親戚から | 友人から | |
---|---|---|---|
3,000円未満 | 1.7% | 2.9% | 0.0% |
3,000円〜5,000円未満 | 0.7% | 7.2% | 8.7% |
5,000円〜1万円未満 | 12.6% | 28.1% | 52.2% |
1万円〜2万円未満 | 29.4% | 33.1% | 30.4% |
2万円以上 | 55.6% | 28.8% | 8.7% |
中学校の入学祝いで多かった金額は、祖父母からは「2万円以上」が55.6%と過半数。祖父母以外の親戚からの金額は「5,000円〜1万円未満」「1万円〜2万円未満」「2万円以上」がそれぞれ30%前後ずつ。友人からは「5,000円〜1万円未満」が過半数の52.2%、続いて「1万円〜2万円未満」が30.4%となりました。
(4)高校の入学祝い
祖父母から | 祖父母以外の親戚から | 友人から | |
---|---|---|---|
3,000円未満 | 0.8% | 2.4% | 0.0% |
3,000円〜5,000円未満 | 2.1% | 7.1% | 14.3% |
5,000円〜1万円未満 | 10.6% | 24.6% | 47.6% |
1万円〜2万円未満 | 22.9% | 39.7% | 14.3% |
2万円以上 | 63.6% | 26.2% | 23.8% |
高校の入学祝いで多かった金額は、祖父母からは「2万円以上」で63.6%。祖父母以外の親戚からの金額で多かったのは「1万円〜2万円未満」で39.7%。友人からは「5,000円〜1万円未満」が47.6%となりました。
(5)大学・専門学校の入学祝い
祖父母から | 祖父母以外の親戚から | 友人から | |
---|---|---|---|
3,000円未満 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
3,000円〜5,000円未満 | 2.0% | 4.7% | 8.3% |
5,000円〜1万円未満 | 7.2% | 21.2% | 41.7% |
1万円〜2万円未満 | 20.4% | 41.2% | 25.0% |
2万円以上 | 70.4% | 32.9% | 16.7% |
大学・専門学校の入学祝いで多かった金額は、祖父母からは「2万円以上」が圧倒的に多く70.4%。祖父母以外の親戚からは「1万円〜2万円未満」41.2%・「2万円以上」32.9%。友人からは「5,000円〜1万円未満」41.7%・「1万円〜2万円未満」25.0%となりました。
特徴的なのは、祖父母と祖父母以外の親戚に関しては、「3,000円未満」が0.0%だったこと。親族の場合、大学・専門学校の入学祝いを3,000円未満にすることはあまりないと言えそうです。
迷った人必見! 金額の決め方のポイント
ここまでアンケート結果から入学祝の金額の傾向をみてきました。そもそも入園・入学祝いとは、子どもの成長の喜びを祝うと同時に、学用品などにお金がかかる節目に援助するという意味合いがあります。
基本的には親族間のお祝い事とされていますが、身内でなくても、共に成長を見守ってきた親しい友人の子どもや、普段お世話になっている方の子どもなどに「お祝いしたい」気持ちを贈るのはOKです。
しかし、だからこそ、贈る方や金額に迷うという声が多いです。
そこで、ここからは入園・入学祝いを贈る方がいいか、どのくらいの金額にしたらいいかを決めるために、参考となる考え方を紹介します。
入園・入学祝いを贈る時に知っておきたいことは?
まずは入園・入学祝いを贈る時に知っておきたい基本を押さえておきましょう。
前述しましたが、そもそも入園・入学祝いは、親しい間柄のお祝い事です。そのため、孫や甥・姪といった親族の子どもに贈るのが基本になります。ただし、日頃から親しくしていて、親族と近しいような間柄になっている場合、親族以外の子どもに贈ってもおかしくはありません。
なお、基本的に入学祝いに対してお返しはいらないとされています。ただ、地域によって慣習が違うことや、親族間ならお祝いや行事の決まり事を話し合っている場合もあるでしょうから、それらに合わせるようにするといいでしょう(お返しはいらないとはいえ、受け取った時のお礼はするようにしましょう。この点は後述します)
ただし、普段からやりとりが少ない関係の人からいただいた場合は、内祝いを返すのが無難です。逆に言えば、関係の薄い方に入園・入学祝いを贈ってしまうと、相手の負担になる可能性もあるので注意しましょう。
手順①「入園・入学祝いを贈った方がいいか」を考える
では、具体的にどのように考えていくかを紹介します。まずは、誰に贈ったらいいかという点です。
親戚や友人家族など、「付き合いのある子ども全員に贈った方がいいの?」と、悩む人もいるでしょう。そんな時に考えたいポイントは、以下の3つです。
(1) 自分の子どもが今まで入学祝いをいただいたことがある相手かどうか
(2) 親族間でお祝いに関するルールを作っているか
(3) 入園・入学する子どもに対して、お祝いしたい、応援したい、という特別な気持ちがあるか
(1)自分の子どもが過去に入園・入学祝いをいただいた場合は、お祝いを贈った方がいいでしょう。
また、贈っていなくても、(2)親族間でお祝いに関するルールをつくっている場合もあります。初めて、親族の子どもにお祝いを贈る場合は、誰かに事情を聞いてみるようにしましょう。
(3)入園・入学をする子どもに対して、お祝いしたい、応援したいという特別な気持ちがある場合は、親族であるかどうかにかかわらず贈っても差し支えありません。ただこちらの一方的な気持ちで、かえって気を遣わせてしまわないかどうかという点は注意しましょう。
いずれにせよ、親同士で事前に話しておくとすっきりとやりとりができます。
手順②「どのような形で贈ったらいいか」を考える
次に、どのような形で贈ったらいいかを考えましょう。入園・入学祝いと言っても、お金だけが選択肢ではありません。
進学により、生活のスタイルが変わったり、新しい教材が必要になったりします。進学先のステージで何が必要かを考えて、また関係によっては、相手に必要な品物をうかがってから贈る形を選ぶといいでしょう。
たとえば小学校入学なら、祖父母からランドセルを買ってもらうという話をよく聞きます。ランドセルは3万円程度から物によっては10万円程度しますので、援助という意味でも毎日身に着ける子どもにとっても、うれしい贈り物になります。
また、中学・高校に進学すれば、学校指定の制服や学用品、学校までの距離が徒歩圏ではなくなることも多いため、自転車通学になるなど何かと物入りです。
もし、その子どもが欲しい品物や必要なものがわかっているなら、お金ではなく、入園・入学祝いとして品物をプレゼントするのもひとつの手です。あるいは、品物ではなくても、「より勉強してほしい」という思いを込めて、図書カードを贈ってもいいでしょう。
親に対して、援助の意味で贈る場合は汎用性のあるお金がいいですが、子どもに直接渡したいという観点からも品物はおすすめです。本人に必要なものやほしいものを聞いてみるほか、親とも相談の上で贈るものを決めましょう。
〈表〉入学祝いの主な形式
(1)現金 (2)図書カードなどの金券 (3)品物(ランドセルや文具など、学校で必要な物) |
手順③「いくら贈るか」を考える
最後に決めるのが、金額です。最も悩む部分だと思いますが、基本的に、入園・入学にかかる費用を援助する気持ちを渡すつもりで、シンプルに考えましょう。
●品物を贈る場合
品物で贈る場合は、本人や家族の望むものをなるべく選びたいものですが、加えて贈る相手に気を遣わせない金額の範囲内で選ぶことを忘れてはいけません。
たとえば、「読書を楽しむ書籍代として」「通学に使う鞄代として」「部活のグローブ代として」など、贈る相手の年齢や関係性に応じた金額の範囲内で買えるものの中から選ぶといいでしょう。
●お金を贈る場合
次に、お金を贈る場合ですが、冒頭に示したアンケート結果を基に、「相場一覧」を作りました。ただし、ここまで解説してきたように、贈る相手との関係性や地域性、親同士の話し合いなど、様々な要因により、必ずしもこれらの金額にあてはまるわけではありません。目安としてください。
〈表〉入園・入学祝いの相場一覧
祖父母から | 祖父母以外の親戚から | 友人から | |
---|---|---|---|
幼稚園・保育園 | 1万円〜2万円未満 | 5,000円〜1万円未満 | 3,000円〜1万円未満 |
小学校 | 2万円〜 | ||
中学校 | 1万円〜2万円未満 | 5,000円〜1万円未満 | |
高校 | |||
大学・専門学校 |
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入園・入学祝いを贈る時に注意したい7つのマナー
入園・入学祝いを渡す時に限りませんが、お祝い事やお金のマナーに気をつけて、気持ちのよいやりとりを心がけましょう。
(1)贈る相手を困らせない金額にする
お祝い事となると、贈る相手の喜ぶ顔を思い浮かべてつい高額なお祝いを贈りたくなるかもしれません。入園・入学祝いは子どもに対して贈るお祝いであるため、お返しはいらないとされています。しかし、あまり高額なお祝いを贈ると気を遣わせてしまいます。
そしてお互いに子どもがいる同士であれば、次に自分の子どもが入学を迎える時、贈る相手に同程度の金額を贈らなくてはいけないという気持ちを持たせることになってしまいます。
そのため、関係性によっては直接贈る相手と相談して金額を決めてもいいでしょうし、そうでない場合は、前述の相場を大きく超える金額にならないように注意しましょう。
(2)品物は困ることも。迷ったら現金にする
進学に対するお祝いということで、学用品などを贈りたいと考える人も多いでしょう。しかし、いただいたはいいけれど、「すでに持っていた」「大きすぎて置くスペースに困る」「本人の好みと違う」といった場合もあります。
ですから、品物を贈る場合、特に家具のような大きなものや、長く使うランドセルなどは、できるだけ本人や親と一緒に選ぶようにしましょう。
ただ、一緒に選びたくても遠方にいて選べない時、またデザインなどを選ぶ自信がない時や、欲しいと言われたものに馴染みがなく、買える場所がわからない時もあるでしょう。
そういった場合は、希望する品物を購入するのに必要な現金を贈るようにすれば、お互いに満足感のあるお祝いになるでしょう。
(3)入園式・入学式より前に届くように手配する
ほとんどの場合、日本の入学は4月と決まっています。入園・入学祝いは、進学することがわかっているなら、3月中に贈るようにしましょう。
ただし、受験での進学の場合は合否がわかる前に届けるのは避けてください。もし、合否結果や、進学するのかどうかがわからず3月中に間に合わない場合には、卒業祝いとして渡すことも考えましょう。卒業に続いて入学を迎えることが多いですが、2度重複して贈る必要はありません。入学を優先して1度贈ればOKです。卒業祝いにする場合には、修了の時期に合わせて、2・3月中に渡すようにしましょう。
なるべく入学前がいいですが、品物の場合、希望のものが売り切れていたなど、やむをえず入学後になってしまうこともあるでしょう。その場合は、入学式の日を忘れてはいませんよ、という気持ちを一旦「目録」の形で渡すのも一案です。
(4)お札は新札がベスト。ピン札やきれいなお札でも可
封入するお札は、他のお祝いと同様に新札を用意するのがベストです。しかし、銀行で用意するのを忘れてしまったり、時間がとれなかったりすることもあるでしょう。その場合は使用されているものの折り目のない、いわゆるピン札でもよいでしょう。汚れやシミがついていたり、シワシワだったりしない、“なるべくきれいなお札”を用意すれば大丈夫です。普段からお金を下ろした時に、きれいなお札が混ざっていたら、お祝い事のためにとっておくことをおすすめします。
(5)4や9のつく金額は避ける
子どもへ贈るお金ではありますが、結婚祝いや出産祝いなどと同じように慶事のマナーを踏襲しましょう。最近は縁起の悪い数字である忌み数をあまり気にしない風潮もありますが、せっかくのお祝い事ですから、忌み数は避けましょう。特に死を想像させる“4”や苦を連想させる“9”は、意識している人が多いので避けるようにしましょう。
(6)お札の表裏を間違えずに封入する
御祝儀袋のマナーと同様に、お札の表裏を意識しながら、のし袋に入れます。紙幣は肖像が描いてある面が表になります。のし袋の表側にお札の表が向くように入れましょう。また、お札の下が右側に向くようにします。
(7)水引きは、何度あってもよいお祝いに使う蝶結びに
最近では、のし袋に“入学祝い用”と書いてあるものが売っているので、それを選べば間違いありません。水引きには、何度繰り返してもよいお祝い事に使われる蝶結びを使いましょう。結婚や快気祝いなどの一度きりであってほしいお祝い事に使う、結び切りと間違えないように注意してください。
また、表書きは「祝御入学」や「御入学祝」と書きます。ただ、文字数が4になることが気になる場合は「御入学御祝」と書くこともあります。贈る相手の子どもが小さい場合は、「にゅうがくおめでとうございます」となるべく読みやすいようにひらがなで書くのもよいでしょう。
入園・入学祝いをいただく側のマナーとおすすめの使い道
ここからは“入園・入学祝いをいただく側”の立場になってマナーと使い道について解説します。入園・入学祝いは、子どもにとっては高額なので、実際に受け取るのは親ということが多いでしょう。そんな場合でも、子どもにお祝いをいただいたことは伝えるようにしましょう。ここでは、入園・入学祝いをいただいた時の対応とその活かし方を紹介します。
入園・入学祝いをいただいた時のマナー【お礼の仕方】
入園・入学祝いをいただいた場合、親からお礼を伝えることが多いと思いますが、お祝いをいただいた本人である子どもからもお礼を言うことが大切です。
電話で伝えるのもよいと思いますが、子どもにお礼状を書かせることもおすすめです。小学校入学時はまだひらがなを満足に書けないかもしれませんが、「ありがとう」だけでも子どもの自筆で書いて送れば、受け取った贈り主も喜んでくれるのではないでしょうか。
現金や商品券でいただいた時には、実際に買ったものやそれにまつわるエピソードなどを綴ったお礼状を書くといいでしょう。入学式の写真を添えるのもいいですね。贈ったお金が本人の役に立ったということが伝わり、贈った側もうれしく思うはずです。
入園・入学祝いをいただいた時のマナー【お返しの方法】
結婚祝いや出産祝いの場合、内祝いを返すことがほとんどですが、入園・入学祝いの場合は不要とされています。
しかし普段あまり親交のない方や、子どもがいない友人・知人からある程度の金額のお祝いをいただいた場合には、内祝いを贈ることも検討してください。
子どもがいる同士であれば、相手の子どもの入学時にお祝いを贈ることで、お返しに相当すると考えることもできるでしょう。お互い様だから内祝いはなしにしようなどと、話し合っておくと、気を遣いすぎることもなくなります。
こうした話し合いの結果やお祝いをいただいたことを忘れないためにも、記録を残しておくことをおすすめします。専用のノートを用意したり、パソコンでファイルを作成しておいたり、自分がわかりやすい方法で記録しておきましょう。
入園・入学祝いを使う時のポイント
前述したように、学習机やランドセルなど、入学祝いの品物を買うために現金をいただいている場合は、購入時に誰からのお祝いで購入しているのかを子どもに伝えるようにしましょう。
子どもに親以外にも応援してくれる人がいることを伝え、沢山の人に支えられて成長してきたことへの感謝の気持ちを改めて確かめる機会としましょう。
お金の価値を理解できる年齢になってきたら、勉強をするためにはお金がかかることを話し合うことも大事になります。進学への意欲や学ぶ意味を考えるきっかけにもなるでしょう。
入園・入学祝いは何よりも気持ちが大事。お祝いの気持ちを込めて渡そう
入園・入学祝いは、お祝いしたい気持ちをお金という形で表現しています。現金でいただくのは使い勝手がよくありがたいですが、品物でいただくのも、子どものことを思って選んでくれたその気持ちを含めてとてもありがたいものです。
贈る側は、「どんな形式で、いくらお祝いを渡すか」も気になると思います。しかし、入学祝いはそもそも身内の間でのお祝いが基本ですし、子どもに対して贈るお祝いです。あなたが贈るべき「顔の見えている」相手なのかを今一度見直すところから始めるのもいいかもしれません。
子どもの成長の節目を共に祝う入学祝い。贈る側は形式ばかりにとらわれず、贈られるほうは感謝の気持ちを忘れずに、ともにうれしい気持ちを分かち合いましょう。