【登場人物紹介】
タツヤ(ウッカリくん)
29歳の営業マン。体育会系出身の熱血派で上司や後輩にも頼られているが、お調子者でカッコつけたがりの一面も。仕事以外の一般常識にちょっと疎いのが玉にキズ。
シヅカ(シッカリさん)
28歳で独立し、現在はフリーランスのWEBデザイナー。天然ボケなところもあるけど、実は用心深い一面も。年下彼氏のウッカリ君を陰からサポートしている。
いよいよ結婚を決めたタツヤ(ウッカリくん)とシヅカ(シッカリさん)。入籍を控え、新生活や結婚式の計画について話し合っているうちに夢がふくらみ、気づくと話題はマイホーム購入になったのですが……。
楽しく夢を語っていたのに……なぜウッカリくんは焦ってしまうの??
タツヤのお仕事もテレワークが増えたし、私の仕事はおうちでできるから、やっぱりマイホームにはこだわりたいわよね?
そうだねぇ。チョコたん(シヅカの愛犬)や将来生まれる子どものために、少しでもいい家に住めたらなぁ、なんて(照)。
でしょー? だから今のうちに、お互いのマイホームの夢について話しあっておかない? 子どものことを考えたら、やっぱりお庭があるおうちがいいわよねぇ。一緒に遊んだりバーベキューしたりできるし。そうそう私、小さい頃から暖炉がある家に憧れていたのよぉ~。
そ、そうなんだ。バーベキューができる庭に暖炉がついた家となると、値段も結構高くなりそうだけど……。
まぁまぁ、今は夢の話をしているんだから多少は大きな話をしてもいいじゃない(笑)。そうだ! 日帰りレジャーを兼ねて次の週末、物件探しに行ってみない? こないだテレビで観た、鎌倉のおうちが素敵だったのよ。
次の週末に? 鎌倉に!? う~ん……。
どうしたのタツヤ? 黙り込んじゃったけど。
(心の声)マイホームを持つことには賛成だし、シヅカの夢はなるべく叶えてあげたいけど、これはかなり高い買い物になりそうだぞ。結婚資金も、まだ貯まってないのに……。
あ、週末に予定が入ってるの? だったら無理にとは言わないわよ。結婚式の準備もあるしね。
(心の声)まぁ共働きだし、ボクが仕事を頑張れば、小さな戸建ては買えるかも。でも住宅ローンって、かなり長期になるんだよなぁ。完済までの間、ボクに「もしも」があったら、シヅカや子どもたちが多額の負債を抱えるかもしれないのか……。これは今のうちに、できるだけ稼いでおかないと!!
ど、どうしたの!? いきなり立ち上がったらビックリするじゃない。
シヅカの夢を聞いて目が覚めたよ。ボクは、こんなところでボーっとしてちゃダメなんだ! 愛する家族が暮らすマイホームを守るため、今から副業のバイト先を探しに行くから、今日はこれで帰るねっ!!
えー???? ちょっと待ってよー!!
住宅購入後の「もしも」に備えるために、どうすればいいの?
どうやらタツヤくんは、結婚後の生活に対する責任感が強すぎたのか、間違った方向に想像をふくらませてしまったようですね。
多くの人にとって人生最大の買い物となるマイホームですが、住宅ローンは返済が長期にわたるため、タツヤくんのような不安を抱える人もいるでしょう。そこで覚えておきたいのが、住宅購入後の「もしも」に備えるために必要な保障の考え方です。
まず、基本となる「団体信用生命保険(団信)」について簡単に説明しましょう。
住宅ローンを組む際には「団信」に加入するのが基本
基本的に、団信とは住宅ローンを借りた人が死亡、または高度障害状態になった場合に、ローンの残高を全額返済してくれる保険のことです。
残された家族に負債を残さないしくみになっているため、マイホームを購入する際、ほとんどの人が団信に加入しています。
〈図〉団信のしくみ
ここで気になるのが、同じく死亡時や高度障害状態になった場合の備えとなるその他の生命保険の存在です。団信なら、万が一の場合に住宅ローンの残高を全額返済してくれるわけですから、その他の生命保険に加入する必要はない、と考える人もいるのではないでしょうか?
団信に加入した際には、生命保険の見直しを忘れずに
結論から言えば、団信と生命保険の両方を上手に利用することが、住宅購入時の「もしも」に備えるおすすめの手段となります。
なぜなら、団信が保障してくれるのは基本的に住宅ローンの残債だけで、残された家族の生活費や子どもの教育資金まではカバーすることができないからです。一方、生命保険なら契約の形態により、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)への備えや教育資金までを保障することが可能になります。
ただし団信と生命保険には、重複している保障の範囲もありますから、団信に加入した際には生命保険の見直しを行うのがセオリーです。重複する保障を整理すれば、生命保険料を低く抑えることも可能です。さらに万全の備えをしておきたいなら、ケガなどで働けなくなった場合に備える「就業不能保険」の加入についても検討すべきでしょう。
結婚後のライフプランは2人で一緒に考えるのが基本です!
はは~ん。また、タツヤの悪いクセが出ちゃったのね(笑)。家族の幸せを守りたいって気持ちはうれしいけど、自分だけ頑張ればいいって考えは違うんじゃない? だって、これから私たちはひとつの家族になるんですもの。マイホームの夢だって、ふたりで計画を立てて、一緒に叶えていきましょう。
いやぁ、まったくそのとおりだなぁ(汗)。でも、マイホーム購入の計画って、どうやって立てればいいんだろう……?
そのためにも、まずは結婚後のライフプランについて考えないとね。こないだ結婚した友達が、お金のプロに無料で相談できるサービスで、ライフプランのアドバイスをしてもらったみたいよ。一緒にマイホーム購入計画の相談もできるから、私たちも申し込んでみましょうよ!
オッケー!!!
夢のマイホーム実現のため、まずはライフプランの相談をしよう!
団信に加入した際の生命保険の見直し方は、ケースによって異なるため、ひとりで考えるのは難しいもの。また、住宅購入という大きな夢を叶えるためには、貯金や家計のやり繰りを含めた、無理のないマネープランを立てることが重要です。
タツヤくんのように、とにかく頑張って働けばと考える人もいるでしょうが、それではせっかくの新婚生活が楽しめないかもしれません。それに、そもそも結婚後のライフプランは夫婦ふたりで考えるべきものですよね?
この機会にふたりで一緒に、信頼できるお金のプロによる無料相談を利用してみてはいかがでしょうか? 東京海上日動あんしん生命が提供する無料相談なら、自分たちにぴったりの相談相手を選ぶこともできますし、暮らしを楽しみながら、マイホームの夢を叶えるためのベストなライフプランを提案してくれますよ!