「家計をどのように節約すればいいかわからない」「現在契約している生命保険の保障で大丈夫?」など、お金に関する悩みは多いものです。そんな時に、頼りになる相談相手といえばファイナンシャルプランナー(FP)でしょう。

しかし、初めてFPに相談する場合、「FP相談ってよく聞くけど、どんな相談ができるのかわからない」「どうやってFPを選べばいいの?」と戸惑うこともあるのではないでしょうか。また、お金の悩みはプライベートな相談事ですから、「相談する時の注意点を知りたい」という人もいるでしょう。

そこでこの記事では、FPの役割や相談の手順など、FPに相談する前に知っておきたい基礎知識から、FP相談時の注意点までをご紹介します。

【1】FPは、ライフプランに応じた経済面のアドバイスをする専門家。
【2】家計のチェックから資産形成、保険の見直しまで相談可能。
【3】相談するFPの「資格」「得意分野」「相談料金」を事前にチェックし、相談内容は明確にしておこう。
【4】お金の悩みを解決する入り口として、無料相談を利用してみるのも有効。

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ファイナンシャルプランナー(FP)って何をしてくれる人?

画像: 画像:iStock.com/wichayada suwanachun

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そもそも、FPとはどのようなことをしてくれる人なのでしょうか。まずは、FPについてご説明しましょう。

FPは、ライフプランに応じた経済面のアドバイスをする専門家

結婚や住宅購入といった大きなライフイベントから、旅行や資格取得などの身近なイベントまで、誰にも様々な夢や目標があるものです。そうした夢や目標を叶えるための計画を「ライフプラン」といい、この計画を立てることを「ライフプランニング」と呼びます。

もちろんライフプランは人それぞれですが、内容にかかわらず必ず考えなければならないのが「お金」の問題です。

たとえばマイホームが欲しい場合、「頭金を貯める」「無理のない返済方法を選ぶ」「万が一返済できなくなった場合に備える」など、物件探し以外にも、お金にまつわるプランを立てなければいけません

このような、人生の夢や目標を叶えるために必要な経済面の計画を立てることを「ファイナンシャル・プランニング」と呼びます。

ファイナンシャル・プランニングを上手に行うためには、家計の節約術から、税金や社会保障制度、さらには経済、不動産、民間保険まで、幅広い知識が必要になります。そこで頼りになるのが、個々のライフプランに応じた経済面のアドバイスができる知識と経験を持つFPなのです。

なお、ひとくちにFPといっても様々な人がいて、有資格者・無資格者のほか、節約術に強い人、資産形成に詳しい人などと得意ジャンルも異なります。自分に合ったFPの探し方については後述していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ファイナンシャルプランナー(FP)は、どんな相談に応じてくれるの?

では、FPはどのような相談に応じてくれるのでしょうか? 代表的な相談例をご紹介しましょう。

【相談例1】家計のチェックや見直しをしたい

画像1: 画像:iStock.com/takasuu

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人生の夢や目標を叶えるための資金を用意したいと思っていても「なぜかお金が貯まらない」「月々の出費がかさんで貯金にまわす余裕がない」といった悩みを持つ人は多いでしょう。そこで頼りになるのがFPです。

当人にはわからなくても、専門家の目で家計を分析すれば、使いすぎている項目や節約できる項目が見つかる場合が多く、貯金にまわすお金が捻出できるようになります。節約だけでなく、効率的な貯金方法のアドバイスもしてくれます。

【相談例2】住宅購入のマネープランを立てたい

画像: 画像:iStock.com/Perawit Boonchu

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「現在の収入で、どれくらいの住宅が購入できるの?」「マイホームは欲しいけれど、住宅ローンを払い続けられるか不安…」など、大きな買い物である住宅購入にはお金の悩みがつきものです。こんな時こそ、FPがよき相談相手になります。

現在の収入や家計の状況、住宅購入以外に叶えたい夢や目標をヒアリングした上で、必要な金額を算出し、無理のないマネープランを立ててくれます。また、ローン返済の不安を解消するための保障に関する提案もしてくれる場合が多いです。

【相談例3】老後に備えるために資産形成をしたい

画像: 画像:iStock.com/mykeyruna

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「人生100年時代」といわれるように、平均寿命が延びている昨今では、誰しも老後に対して不安を抱えています。しかし、具体的に何をすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。

そんな老後の不安に対する相談にも、FPはしっかりと応じてくれます。どのような老後を過ごしたいのかといった希望に応じた家計の見直しや、資産運用を含めた資産形成のアドバイスを受けられるでしょう。

【相談例4】出産や子育ての経済的負担を軽減したい

画像: 画像:iStock.com/maruco

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出産や子育てには多くのお金がかかるため、経済的負担を軽減してくれる公的制度がいくつも設けられています。とはいえ、これらの制度の中には、内容が複雑でわかりにくいものや、あまり知られていないものも少なくありません。そこで頼れるのがFPです。

FPなら、出産や子育ての経済的負担を軽減する制度の内容や申請手続きについて詳しく教えてくれます。また子育てや教育にかかる費用を貯めるために役立つ、貯蓄や資産形成に関するアドバイスもしてくれるでしょう。

【相談例5】結婚や出産をきっかけに保険を見直したい

画像: 画像:iStock.com/kokouu

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結婚や出産で家族が増えれば、万が一に備える保障に対する考え方も変わります。現在加入している民間保険の保障内容が、これからの家族を支えるのに十分なのか不安に思っている人もいるでしょう。そんな時には、保険に詳しいFPに相談してください。

現在感じている不安や今後のライフプランに応じて、保険の内容をチェックし、適切なアドバイスをしてくれたり、今のままでは保障が足りないということにも気づかせてくれます。すでに十分な保険に加入している場合は、重複している保険を見直すことで毎月の保険料を節約するという提案もしてくれます。

ファイナンシャルプランナー(FP)への相談は、どのような流れで進められるの?

画像1: 画像:iStock.com/kazuma seki

画像:iStock.com/kazuma seki

FP相談がどのような流れで進められるのかを知っておくと、実際にFP相談を利用する際にも安心です。ここで、一般的なFP相談の流れを簡単に整理しておきましょう。

【ステップ1】人生の夢や目標、現在抱えている不安を整理する

一般的なFP相談で最初に行われる作業が、相談者の悩みや希望を聞き、夢や目標を一緒に整理することです。FP相談の時間を有意義なものにするため、相談の前に自分の夢や目標、現在抱えている不安が何かを簡単にまとめておくといいでしょう。FPによっては、事前に質問票への記入や、家計簿の持参を求める場合もあります。

【ステップ2】家計の現状をチェックする

人生の夢や目標、現在抱えている不安を整理したら、つぎに家族構成や収入・支出、預金額、ローンの有無、加入している保険など、家計の現状を確認します。その上で家計にムダや無理がないか、このままの家計で夢や目標が叶えられるかなどを専門家の視点でチェックします。

【ステップ3】一緒に人生のマネープランを立てる

続いて、マネープランの設計に進みます。その際、多くのFP相談では、夢や目標を叶えるため「いつまでに」「どれくらいの金額が必要なのか」が一目でわかるよう、ライフプランにマネープランを重ねたグラフや表を作成します。

〈図〉ライフプラン表の例

画像: 【ステップ3】一緒に人生のマネープランを立てる

そして、このグラフや表を見ながら、月々に貯金すべき金額や、万が一のことがあった時に必要な金額を算出し、提案書としてまとめます。マネープランが“見える化”されることで、人生をイメージして貯金や資産運用に取り組めるようになります。

【ステップ4】マネープランの実行を支援する

夢や目標に応じた、具体的なマネープランを立てたら、FPはそれを実現するために必要なアドバイスを行います。FPによっては、必要な手続きをサポートしたり、別の専門家(弁護士、税理士など)を紹介したりしてくれる場合もあります。

ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する前に注意したい4つのチェックポイント

ここでは、FPに相談する前に注意しておきたいポイントをご紹介します。ポイントを踏まえてFPを選んだり、相談前の準備をしたりすると、失敗の少ない相談ができるでしょう。

【チェックポイント1】適切な資格を持っているかを確認しよう

画像: 【チェックポイント1】適切な資格を持っているかを確認しよう

日本では、資格を持っていなくてもFPを名乗り、相談に応じることが可能です。もちろん、無資格でも十分なアドバイスをしてくれるFPはいるかもしれませんが、年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、幅広い専門知識が求められる職業だけに、できれば信頼できる資格を持ったFPを選びたいところです。

信頼できる資格を持っているか、ということも相談のポイントとして踏まえておくといいでしょう。

●ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)
国家検定のひとつで、1~3級まであります。ちなみに2級以上に合格しており、さらに日本FP協会のAFP認定研修修了者は「AFP資格」の登録権利が得られます。

●AFP認定者
25年以上の歴史を持ち、国内で幅広く普及しているFP資格です。2年ごとの資格更新に所定の継続教育が義務付けられています。

●CFP®認定者
世界25カ国・地域で認められ、世界共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスを提供できるプロフェッショナルであることを証明する上級資格です。AFP資格同様、2年ごとに資格を更新する必要があり、所定の継続教育が義務付けられています。

【チェックポイント2】得意分野を確認しよう

画像: 画像:iStock.com/golfcphoto

画像:iStock.com/golfcphoto

ひとくちにFP相談といっても、家計の節約術から老後の資産形成まで、対応する相談事は多岐にわたります。適切な資格を持つFPであれば、幅広い範囲の知識を持っていますが、個人ごとに「得意分野」があります。たとえば、保険の見直しをしたいのに、保険に関する知識が乏しいFPに相談してしまうと、満足できるアドバイスを得ることは難しいでしょう。

得意分野を調べる場合、FP本人に直接質問する方法もありますが、ほとんどのFPは、登録しているFP紹介サイトや自身のブログなどに、得意分野を記載しています。

また、FP紹介サイトによっては、相談したいジャンル(家計管理、資産形成など)を指定することで、そのジャンルを得意とするFPのリストを提示してくれる機能があります

たとえば、東京海上日動あんしん生命が提供する「お金のプロとのAIマッチングサイト」でも、自分の関心事項を入れると、おすすめのお金のプロを紹介してくれます。このような機能は有効に活用するようにしましょう。

画像: anshin-matching.tokiomarine-e.jp
anshin-matching.tokiomarine-e.jp

【チェックポイント3】相談料金を確認しよう

画像2: 画像:iStock.com/takasuu

画像:iStock.com/takasuu

もちろん、相談する前に料金を確認しておくことも大切です。詳しくはつぎの項で解説しますが、FP相談の料金は「1時間5,000円」というような時間制となっている場合が多いです。

ただし、同じ1時間5,000円という料金設定でも、提案書やキャッシュフロー表の作成などが別料金となっている場合があるため、注意が必要です。ウェブサイトや広告に記載されている内容をよく読み、必要があれば直接FPに料金の確認をしてみましょう。

【チェックポイント4】相談したいことを明確にしておこう

画像: 画像:iStock.com/itakayuki

画像:iStock.com/itakayuki

より有意義な相談にするために必要なのが、自分が現在抱えている、お金に対する不安や希望が何なのかを、具体的にしておくことです。

たとえば「将来に備えて貯金をしたい」という場合なら、「どれくらいの金額を貯えたいのか」「なぜその貯金額が必要なのか」などの理由を、自分なりに整理しておくと、より具体的な相談をすることが可能になります。

裏返して言えば、漠然とした相談内容に対しては、いかに優秀なFPでも、一般論的なアドバイスしかすることができません。また、具体的な事柄を聞き出すために時間がかかり、相談料金がかさんでしまう場合もあります。少なくとも、家計簿のような家計の現状がわかる資料は、事前に用意しておきましょう。

なお、このように準備不足や認識不足だと、「FP相談は意味がなかったな…」と思ってしまうケースがあります。「意味がない」と感じてしまう4つのパターンは以下の記事でご紹介しています。相談前にぜひチェックしてみてください。

【関連記事】「FP相談は意味がない」って本当? そう感じてしまう4つの失敗パターンはコチラ

なぜ無料相談サービスもあるの? FP相談の相場を解説

画像2: 画像:iStock.com/kazuma seki

画像:iStock.com/kazuma seki

有料相談の場合、料金相場は「5,000〜2万円」

FP相談を利用する際、特に気になるのが相談料金でしょう。前述したように、FP相談の相談料金は基本的に時間制です。そしてFPの相談料金には、決められたガイドラインがあるわけではありません。FPがそれぞれ独自に設定しているので、価格にはある程度の幅があります。

日本FP協会の調査によれば、FPが設定している1時間あたりの相談料金は「5,000〜1万円未満」が最も多く、「1万〜2万円未満」が続きます。いわゆる相場としては「1時間5,000〜2万円」を目安と考えるといいでしょう1)

〈図〉1時間当たりのFPの相談料金の調査結果

画像: 有料相談の場合、料金相場は「5,000〜2万円」

なお、時間制以外の料金体系や注意点に関しては以下の記事でご紹介しています。気になる人は併せて読んでみましょう。

【関連記事】ファイナンシャルプランナーに相談する時の料金相場について、詳しくはコチラ

無料のFP相談が存在する理由とは?

FP相談の中には無料で相談に応じているケースがありますが、無料である理由は、運営元によって様々でしょう。そこで、ここでは例として保険会社が無料のFP相談を行っている理由についてご紹介します。

冒頭でも解説したように、FPに相談する目的はライフプランを立てたり、お金に関する不安を解消したりすることです。

一方、保険会社の役割は保険商品を通じて、お客様が抱いている不安を軽減し、安心をお届けすることです。そのためには、お客様のライフプランや現在抱えているお金に関する不安について理解する必要があります。

つまり、FP相談を受ける側とアドバイスをする側の目的が一致しており、あえて無料で実施しているわけなのです。

ですから、無料であっても相談の質が落ちることはありません。また、保険会社もライフプランの悩みや不安を解消することを目的にしているため、お客様に必要がない場合は保険商品をすすめることもありません。お金の悩みを解決する入り口として、無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナー(FP)への相談では、悩みを明確にして自分に合った相手を選ぼう!

この記事を通じてFPに相談できる内容や、FPに相談する際の注意点について、理解いただくことができたと思います。記事でもご紹介したように、有料・無料にかかわらず、FP相談を利用する際には、自分の夢や目標、そして現在抱えている悩みを整理しておくことが重要です。

その上で、相談したい分野に関する知識や経験を持つFPを選ぶようにすれば、夢や目標を叶えるために最善なライフプラン、マネープランを立てることができるでしょう。

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