東京海上日動あんしん生命では、保険に関する様々なお悩みを解決するための無料相談を行っています。その中で活用されているのが、ライフプランのシミュレーションツールです。これは、ご相談者様の家計の未来を“見える化”し、必要な保険を明確にするためのものです。このツールを活用すると何がわかるのか、どのようなメリットがあるのかを詳しくご紹介します。

今回、教えてくれたライフパートナー

宮﨑 智弘(みやざき ともひろ)

東京海上日動あんしん生命保険株式会社 東京中央第四支社 プライムライフパートナー 2021年度MDRT成績資格会員(COT) AFP 住宅ローンアドバイザー

保険だけでなく、お金の使い方、教育、人生設計はもちろん、ライフプランをポジティブに考えるマインドまで、生きる全てのお悩み解決がモットーです。日本全国を訪問する、またはZoom等を使うことで、対面でもデジタルでも1人でも多くの方と面談できるように仕事のスタイルを常に工夫しています。わかりやすかった! 楽しかった! と言っていただけるのが喜びです。

そもそもライフプランのシミュレーションってなんで必要なの?

画像: そもそもライフプランのシミュレーションってなんで必要なの?

まずはライフプランを立てる必要性について考えてみましょう。

ライフプランを立てておくのと、それをせずに過ごすのとでは、将来の備えや“もしも”の時へのリスクヘッジが異なってきます。ライフプランを立てておかないと、万が一の時に「こんなにお金が必要になるんだ」と慌てることもあるでしょう。前もって計画しておけばできたことも、あきらめなければならないかもしれません。

たとえば、夫婦共働きの家庭でも、病気やケガでどちらかが一時的に働けなくなった場合、その間の生活費をどうまかなうのか、いくら必要なのかを想定しておく必要があります。

また、お子さんが生まれたばかりのご家庭なら、どんな教育を受けさせたいか想定して、そのためにはいつまでにいくら必要なのか考える必要があるでしょう。

自分の家族を小さな会社と見なせば、目標を立ててその達成状況を確認する作業は欠かせません。また、目標を立てることで家族の目指す未来をすり合わせることにもなります。

ライフプランを立てたら、実際にその生活を現在の収入や家計、保険で実現できるのかシミュレーションすることが大切です。そうすることで自分の理想(ライフプラン)と現実の家計がマッチしているのかどうか、具体的に見えてきます。

東京海上日動あんしん生命の無料相談では、経験豊富な「保険の専門家」がライフプランのシミュレーションツールを使ってご相談者様の将来の家計を“見える化”していきます。

シミュレーションツールを使うと、あくまで試算ではありますが、1年ごとの収支や貯金額を推測できます。一般に公開されているシミュレーションツールを使えば、ご相談者様が独自でシミュレーションを行うこともできるでしょう。しかし、知識のないまま行うと、入力した数字が現実と異なり、シミュレーション結果の信憑性が失われる場合があります。専門家が話を伺いながら行うことで、現実的なシミュレーションができるのはもちろん、本人が気づかないようなライフプランのポイントも知ることができ、シミュレーションがより有効なものになるのです。

ライフプランのシミュレーションでわかることは?

画像: ライフプランのシミュレーションでわかることは?

シミュレーションツールを使うことで、具体的にどんなことがわかるのでしょうか。

①現在の家計状況のままだと将来どうなるのか

現在の収入や家族構成に加え、「●歳に家を購入したい」「●歳くらいには子どもがほしい」などのご相談者様の希望するライフプランを入力すると、その後の年度別収支(毎年の収入と支出の試算)と、それに伴う金融資産残高の推移(試算)をシミュレーションすることができます。

これらはグラフ化され、収支がマイナスになる時期や金融資産残高が低くなる時期が視覚的にわかるので「何歳までにいくら貯める」といった具体的な目標を立てやすくなります。

〈図〉年度別収支グラフ例

画像: ご本人が40歳でマイホーム購入、60歳でリフォームを想定しているため支出が多くなっており、夫婦が65歳(年度年齢)で退職金が出る想定のため、収入が多くなっています。※画像は一例です。

ご本人が40歳でマイホーム購入、60歳でリフォームを想定しているため支出が多くなっており、夫婦が65歳(年度年齢)で退職金が出る想定のため、収入が多くなっています。※画像は一例です。

②現在の家計の問題点や対策の必要性がわかる

シミュレーションの結果、将来の金融資産残高がマイナスになると予測した場合、ライフプランの計画変更や家計の改善を考える必要が出てきます。希望のライフプランに対し、どれだけ金額が足りないかを具体的に算出できるので、補うべき金額もイメージしやすくなります。

③項目ごとの大まかな支出額がイメージできる

教育費や住宅費、生活費など、項目ごとの支出も1年ごとに試算されます。これらは各種統計やデータを参考に算出されています。教育費などは、ご相談者様のイメージと実際の費用が乖離していることもあり、正しい情報を知っていただく機会にもなります。

④万が一の時に必要な保障額や、取るべき対策がわかる

ご家族に万が一のことがあった場合の収支もシミュレーションするので、将来必要な保障額がわかり、現在加入している保険が適切かどうかの見直しができます。また、これらをもとに保険の専門家が対策をアドバイスします。

〈図〉年度別収支グラフ例(万が一ケース)

画像: 上図の例において、ご本人に万が一のことがあり、配偶者のみの収入になった場合のシミュレーション。※画像は一例です。

上図の例において、ご本人に万が一のことがあり、配偶者のみの収入になった場合のシミュレーション。※画像は一例です。

〈図〉年度別必要保障額グラフ例

画像: お子さんが独立するタイミングである、ご本人が60歳前後の時期で必要保障額に大きな変化があります。※画像は一例です。

お子さんが独立するタイミングである、ご本人が60歳前後の時期で必要保障額に大きな変化があります。※画像は一例です。

⑤自分が人生に望むものや、家族の価値観が明確になる

収支を考える中で、本当にお金をかけたいものと、節約のために省いてもいいものを考える機会になります。また、それらを家族と話し合うことで、お互いの人生における価値観や優先順位を知る機会にもなります。

シミュレーションの流れを見ていこう

画像: シミュレーションの流れを見ていこう

ここからは、どんな流れでシミュレーションが行われるのかを説明していきます。

【STEP1】現在の状況をヒアリング

まずは現在の収入や貯蓄、支出、勤務形態、家族構成、保険加入状況などを細かく伺います。

たとえば収入の部分では、現在の収入に加えて「何歳まで働くことにするのか」「退職金は何歳でいくらくらい出る想定にするのか」などです。

自分でわからない部分や決められない部分については、相談を受ける保険の専門家が相場などをもとに目安の金額を設定します。

【STEP2】将来実現したいライフプランをヒアリング

子育ての希望や教育方針(公立か私立かなど)、住宅の購入や老後の生活など、未来のプランニングについて一緒に考えていきます。

「2年に1回は海外旅行に行きたい」などの継続するイベントについてもシミュレーションに反映できるほか、「育休をどのくらい取得するのか」「その後、時短で働くのか」「子どもの結婚時の援助金を出すのか」など、詳細に設定ができます。

【STEP3】シミュレーションを実施

ヒアリング内容をもとにライフプランのシミュレーションを実施し、年度ごとの収支や金融資産残高の増減を可視化します。世帯全員が生存した場合の「生存ケース」と、万が一のことがあった場合の「万が一ケース」をそれぞれシミュレーションします。

【STEP4】結果をもとに、家計の改善策や保険の見直しをご提案

希望のライフプランに対し、現在の家計の問題や取るべき対策をアドバイスします。また、シミュレーション結果をもとに、ご相談者様にあった保険の紹介や、現在の保険からの見直しなどを提案します。

<コラム>保険の専門家にシミュレーションしてもらうことのメリットとは?

ライフプランシミュレーションは、一般公開されているツールなどを使ってご自分で行うことも可能です。しかし、より有用なシミュレーションを望むなら、保険の専門家の存在はとても頼りになります

ご自分でシミュレーションを行う場合、たとえば現在の家計状況を把握しきれなかったり、将来考えるべきイベントが漏れてしまったりと、なかなか十分なシミュレーションを行うことは難しいかもしれません。また、結果を見てもそこから何を改善すればいいのか、何をしていくべきなのかを考えるのは、知見がないとわからないことがほとんどだと思います。

こういったシミュレーションにおいて本当に必要な作業をフォローしてくれるのが、保険の専門家なのです。

保険の専門家は、ご相談者様が抱えている悩みの解決策や、ライフプランの改善策をアドバイスするのはもちろんですが、ご相談者様ご本人が気づいていないこと、わからないことを補足する役目を担っています。

さらに、現在加入している保険の見直しを行うことで、現在の家計状況の改善だけでなく、将来のリスクにも備えることができます。

せっかくライフプランシミュレーションを行うならば、保険の専門家と二人三脚で取り組むことで、より正確で充実したライフプランを考えられるはずです。

シミュレーションの一部を公開!

画像: シミュレーションの一部を公開!

では、シミュレーションツールによって具体的にどのような結果が出るのでしょうか。モデルケースをもとに、実際にシミュレーションを行なってみました。

モデルケースは、以下の家族です。

■今回のモデル家族

家族構成夫(32歳)、妻(30歳)、子ども(0歳)
居住首都圏近郊、賃貸マンション暮らし(家賃10万円/月)
世帯年収900万円(夫500万円、妻400万円)※妻は育休中
現在の貯蓄300万円(夫婦合わせて)

■将来実現したいこと

  • 子どもがもう1人欲しい(2年後を想定)。
  • 子どもは中高一貫校に入れ、大学まで卒業させたい。
  • 3年後(夫35歳)には都心に近い場所にマイホームを購入したい。
  • 2年に一度、家族で旅行をしたい。

上記に加え、より正確にシミュレーションを行うため、保険の専門家が細かな生活のプランや希望を一緒に考えていきます。仕事については、退職予定期間や退職金の見込額、給与上昇率を入力。毎月の生活費と老後の希望生活費なども、ご相談者様のお話をもとに試算します。

そのほか、旅行や住宅のリフォームなど、将来のイベントごとによる収支もシミュレーションに含めます。

様々な項目を入力し、シミュレーションを行った結果は以下のようになりました。

〈図〉理想のプラン:年度別収支グラフ

画像1: ※画像は一例です。

※画像は一例です。

〈図〉理想のプラン:年度別金融資産残高グラフ

画像2: ※画像は一例です。

※画像は一例です。

金融資産残高を見ると、夫が42歳になったところで残高がマイナスになり、その後もマイナスが膨らんでいます。

このままでは将来の家計が赤字になる可能性が高いので、保険の専門家のアドバイスのもと、ライフプランを調整します。

■調整するライフプラン

  • 生活費や保険の見直しを行い、月間の生活費を25万円から22万円に。
  • マイホームの購入予定時期を3年後から8年後に変更。場所も都心から東京郊外に変更。

旅行と中高一貫校への進学は、夫婦の「最優先項目」として変更せず、その代わりに生活費の見直しを行いました。契約中の生命保険を組み替え、日々の支出を切り詰めることで、月間生活費を25万円から22万円に圧縮します。

また、住宅購入時期も見直します。当初予定していた35歳から40歳に変更。場所を東京郊外にして購入費を抑えました。ただし、2年後にはお子さんが1人増えるので、今の住居では手狭になります。そこで35歳の時点でほかの賃貸物件に引っ越し、40歳で住宅を購入します。これにより、当初の予算6,500万円から5,500万円へと減額する想定です。

このライフプランで改めてシミュレーションした結果がこちらです。

〈図〉修正プラン:年度別収支グラフ

画像3: ※画像は一例です。

※画像は一例です。

〈図〉修正プラン:年度別金融資産残高グラフ

画像4: ※画像は一例です。

※画像は一例です。

金融資産残高がマイナスになる時期はなくなりました。あくまでシミュレーションですので、このとおりになるとは限りません。しかし、最初のライフプラン(夫婦の理想)に対して、何を切り詰めたら未来の家計がどれだけ変わるかという感覚をつかめます。

なお、この事例では40〜50代が最も金融資産残高が少なく、その後は上昇することがわかります。特に老後は年金で十分生活できる余裕があるでしょう。これらを踏まえると、老後向けの保険に入るより、預金の少ない時期(40〜50代)にも使えるような貯蓄型の保険などが向いているとも考えられます。適切な保険選びの参考にもなるのです。

相談はお気軽に! 漠然とした悩みにもプロがお答えします

画像: 相談はお気軽に! 漠然とした悩みにもプロがお答えします

このようなライフプランシミュレーションを行えるのが、保険の無料相談です。保険の専門家がお話を聞きながらシミュレーションすることで、よりリアルな結果がわかり、対策についてもアドバイスがもらえます。興味を持たれた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。

This article is a sponsored article by
''.