愛し合った2人なのに、いつの間にかケンカが増えて…というのはよくある話です。夫婦間で起こる揉めごとの原因で、特に多いのが「お金」にまつわる問題。結婚生活を送るうえで、収入や貯蓄額などお金のことについてきちんと話し合って共有しておかないと、2人の関係に深刻な危機をもたらす可能性があります。

そこで、この記事では、夫婦間のお金の揉めごとでありがちな5つのNGポイントをご紹介します。愛するパートナーと共に、長い人生を楽しく暮らしていくためのヒントとして、ぜひチェックしてみてください。

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NGポイント① お互いの収入・貯蓄を把握していない

画像1: 画像:iStock.com/ takasuu

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まず押さえておきたいのは、夫婦の収入・貯蓄をきちんと把握していないと揉めごとの原因になるということです。

たとえば共働き夫婦の場合、相手の収入がどれくらいなのかを知らないまま、生活を続けているケースが意外と少なくないのではないでしょうか。

「お互いに生活費を負担し合っているので問題ない」という考え方もあるとは思いますが、相手の収入や貯蓄額を知らないままでいると、相手のお金の使い方に対して不審を抱いたり、自分の負担のほうが大きいという誤解を生んだりしてしまう可能性があります。また、貯蓄に回せるお金の余裕も見えないので、貯蓄を増やしにくいというデメリットも見逃せません。

夫婦として長期のマネープランを立てるためには、まずお互いの収入・貯蓄を把握することが大切と言えるでしょう。

〈「収入・貯蓄を把握していない」ことのデメリット〉

  • 貯蓄を増やしにくい
  • 相手のお金の使い方に不審を抱いてしまう
  • 自分の負担のほうが大きいと誤解してしまう

NGポイント② 相手のお小遣いの金額や使途を知らない

画像: 画像:iStock.com/ Atstock Productions

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お互いの収入を把握していないことにも関連しますが、共働きで、お小遣い(生活費以外で自由に使えるお金)の金額や使い方をお互いの自由裁量にしているのも、揉めごとの種になりがちです。

特に趣味の買い物は要注意です。自分にとっては価値があるものでも、相手から見るとその品物の価値がよくわからないといったことが少なくありません。

そのような場合、相手のほうが自分よりも余裕のあるお金の使い方をしているように感じてしまうことがあります。また、相手が無駄遣いをしているのでは、という疑惑につながってしまう場合もあります。

ザックリとでもいいので、自分のお小遣いの金額や支出の内訳について共有する機会を持つことをおすすめします。

〈「お小遣いの金額や使途を知らない」ことのデメリット〉

  • 相手のほうが自分よりも余裕があると感じてしまう
  • 相手が無駄遣いをしているのではないかと疑ってしまう

NGポイント③ 家計の支出が共有できていない

画像2: 画像:iStock.com/ takasuu

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家計の管理をどちらか片方が担当している夫婦の場合、相手に管理を任せっぱなしにしてしまい、自分は家計の支出を把握していないということがよくあります。

仮に、今月は臨時の支出があり食費を節約せざるを得ない状況だったとしましょう。しかし、そんな家計の支出状況を把握していなければ、「自分はきちんと生活費を出しているのに食事が物足りない」と不満に感じてしまうかもしれません。

また、生活費をごまかしているのでは? 家計の管理が下手なのでは? といった疑惑にまで発展する可能性があります。

家計の支出を共有することは、夫婦のマネープランを考えるうえでの第一歩とも言えます。ただし、あまり細かく共有しすぎると、かえって揉めごとの種になる可能性もあります。たとえば四半期に1回程度、家計の支出状況について共有する機会を設けるようにしましょう。

ちなみに、家計簿アプリを使えば家計の状況を簡単に把握できるようになるほか、共有も気軽に行えるのでおすすめです。

〈「家計の支出が共有できていない」ことのデメリット〉

  • 相手が生活費をごまかしているのではないかと疑ってしまう
  • 相手の家計管理が下手なのではないかと不満に思ってしまう

▼2人だけで話づらいと感じるなら

今までお金の話しをしてこなかった夫婦にとっては、いざ2人で話し合おうと思っても「聞きづらいな…」と思ってしまうこともあるでしょう。

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NGポイント④ 具体的なマネープランを立てていない

画像3: 画像:iStock.com/ takasuu

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老後資金を貯めたい、持ち家が欲しいなど、夫婦の目標を決めている場合でも、いつまでにいくら必要なのか、必要な金額をどうやって貯めるのかといった詳細についてまで話し合っている夫婦は意外と少ないようです。

たとえば持ち家が欲しいという気持ちは一致していても、イメージしている予算規模や購入時期が異なれば、毎月の貯金額の設定や家計の節約の幅についても足並みが揃わないため、揉めごとの種になる可能性が高いと言えます。

〈「具体的なマネープランを立てていない」ことのデメリット〉

  • 毎月の貯金額の設定ができない
  • 家計の節約の幅で意見が食い違う

NGポイント⑤ お金の価値観を共有していない

画像4: 画像:iStock.com/ takasuu

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異なる生活を送ってきた2人が今後の人生を共にする際、特に確認し合っておきたいのが「お金に対する価値観」です。ここまでに挙げたNGポイントのすべてが、「お金に対する価値観」の違いと関係しているとも言えるからです。

たとえば、オシャレが好きな人なら、靴下ひとつにしても、TPOに合わせて様々な種類が欲しくなると思います。しかし、オシャレに興味がない人からすれば、必要以上の数の靴下を買うことを、ただの無駄遣いと見るかもしれません。また、夫婦で外食をする際でも、お互いの金銭感覚の食い違いによって、お店選びなどで揉める場合もあるでしょう。

このように、どんなことにいくらお金を使えるのか、または、何のためにどうやって稼ぐのか、といったお金に関わる価値観の違いは、生計を共にする夫婦にとって、大きな揉めごとの種になり得ます。

性格と同じく、金銭感覚が完全にフィットする夫婦は、決して多くはありません。とはいえお金に関わる価値観を言葉で表現するのは難しいため、話し合うことをためらう人もいるでしょう。しかし、価値観のように言葉にしにくい感覚こそ、お互いに伝え合わなければ理解するのは困難です。どちらかの価値観に合わせる必要はありませんので、まずはお互いを理解するためにも、お金に関する価値観について考えを話し合ってみましょう。

〈「お金の価値観を共有していない」ことのデメリット〉

  • お金に関するすべての揉めごとの原因になる
  • お互いに理解し合えず様々な揉めごとを誘引してしまう

夫婦でも話し合うのが難しいお金の問題。だからこそプロに相談を!

何でも腹を割って話し合えるのが理想の夫婦でしょう。しかし、お金に関わる事柄は、自分が持つ根本的な価値観にも関わってくるデリケートな問題なので、素直に話し合うのはなかなか難しいと思います。

また、自分の考えを上手に表現できなかったり、相手の考えを否定したくなったりすると、かえって揉めごとが大きくなってしまうおそれもあります。

そこでおすすめしたいのが、信頼できるプロに相談をすることです。豊富な経験と知識があるプロに相談をすることで、具体的なアドバイスが得られるほか、自分たちが気づいていなかった課題も発見してもらえる可能性があるからです。

パートナーと共に、長い人生を楽しく暮らすためにも、気軽に相談をしてみてはいかがでしょうか。

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